宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 5/13 13:41 更新 太陽風は低速ですが、今後速度の高まりが始まるかもしれません。 担当 篠原 12日19時(世界時12日10時)頃に、 太陽の南東部(左下)でフィラメントの噴出と思われる爆発現象が発生し、 太陽の左下に向かって、CME(太陽ガスの放出現象)が噴き出しました。 SDO衛星AIA193による爆発の様子と、 SOHO衛星LASCO C3によるCMEの様子を掲載します。 CMEは、主に下に向かって噴き出しているようで、 地球への影響はなさそうです。 太陽では、2060黒点群を中心に、C1〜2の小さいフレアが、 5回ほど発生しています。 黒点はあちこちに見えてにぎやかですが、 フレアの活動度は次第に下がっている印象です。 太陽風は、昨日のニュース以降は速度が下がり、 現在は360km/秒と低速の状態に戻っています。 磁場強度は、4nTに下がって落ち着きましたが、 昼頃から一段と弱まって、現在は1nTほどです。 太陽風磁場のセクター境界に近づいているのかもしれません。 27日周期の図によると、 前周期はセクターが切り替わった後に(4月16日)、 太陽風速度の高まりが始まりました。 今回も同様の経過をたどるとすると、 セクターの切り替わりは、速度変化の始まりの合図になります。 磁気圏では、小規模の活動が時々発生していて、 AE指数の最初に500nTの変化と、以降時々小さく変化しています。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の南東へ向かって噴出するCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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