宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:41)
昨日、C3.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/13 --- ---
5/12 15:24 C2.3
03:38 C3.4
01:51 C3.1
5/11 14:22 C2.3
13:33 C6.4
08:41 C4.2

黒点  5/13 (NOAA)
磁場 フレア
2053 1 α ---
2055 10 β C4
2056 17 β C3
2057 4 α ---
2058 5 α C6
2059 4 α C2
2060 25 βγ C2
2061 2 α ---
2062 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:37 372 -0.4
-2 h 376 +0.0
-4 h 386 +1.6
-6 h 394 +1.3
-8 h 394 +1.5
-10 h 406 -2.4
-12 h 406 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -11 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
5/13 0.3 6x10^2
5/12 0.4 2x10^2
5/11 0.4 6x10^1
5/10 0.6 2x10^1
5/ 9 0.8 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/ 8 12:43 太陽風は低速ですが、磁場の強まりが到来して南向きに振れています。
2014/ 5/ 9 10:03 M5.2のフレアが発生しました。太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 5/10 10:12 太陽風、磁気圏は穏やかです。ブリティッシュコロンビアのオーロラをどうぞ。
2014/ 5/11 10:51 C8.7などCクラスのフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。
2014/ 5/12 12:07 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。
最新のニュース

2014/ 5/13 13:41 更新
太陽風は低速ですが、今後速度の高まりが始まるかもしれません。

担当 篠原

12日19時(世界時12日10時)頃に、
太陽の南東部(左下)でフィラメントの噴出と思われる爆発現象が発生し、
太陽の左下に向かって、CME(太陽ガスの放出現象)が噴き出しました。

SDO衛星AIA193による爆発の様子と、
SOHO衛星LASCO C3によるCMEの様子を掲載します。
CMEは、主に下に向かって噴き出しているようで、
地球への影響はなさそうです。

太陽では、2060黒点群を中心に、C1〜2の小さいフレアが、
5回ほど発生しています。
黒点はあちこちに見えてにぎやかですが、
フレアの活動度は次第に下がっている印象です。


太陽風は、昨日のニュース以降は速度が下がり、
現在は360km/秒と低速の状態に戻っています。

磁場強度は、4nTに下がって落ち着きましたが、
昼頃から一段と弱まって、現在は1nTほどです。
太陽風磁場のセクター境界に近づいているのかもしれません。

27日周期の図によると、
前周期はセクターが切り替わった後に(4月16日)、
太陽風速度の高まりが始まりました。

今回も同様の経過をたどるとすると、
セクターの切り替わりは、速度変化の始まりの合図になります。


磁気圏では、小規模の活動が時々発生していて、
AE指数の最初に500nTの変化と、以降時々小さく変化しています。



太陽の南東で発生したフィラメントの噴出。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の南東へ向かって噴出するCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。