宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/12 03:38 C3.4
01:51 C3.1
5/11 14:22 C2.3
13:33 C6.4
08:41 C4.2
5/10 18:25 C2.4
15:50 C8.7

黒点  5/12 (NOAA)
磁場 フレア
2052 3 β C2
2053 1 α ---
2055 7 β C4
2056 14 βγ C9
2057 1 α ---
2058 8 β C6
2059 1 α ---
2060 16 βγ C1
2061 3 β ---
2062 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 433 -0.5
-2 h 416 +2.4
-4 h 404 -0.2
-6 h 401 +0.0
-8 h 407 +1.9
-10 h 416 -2.2
-12 h 401 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^1
5/12 0.3 1x10^2
5/11 0.4 6x10^1
5/10 0.6 2x10^1
5/ 9 0.8 2x10^1
5/ 8 0.8 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/ 7 11:36 太陽の東端から黒点が多く現れています。太陽風は低速で穏やかです。
2014/ 5/ 8 12:43 太陽風は低速ですが、磁場の強まりが到来して南向きに振れています。
2014/ 5/ 9 10:03 M5.2のフレアが発生しました。太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 5/10 10:12 太陽風、磁気圏は穏やかです。ブリティッシュコロンビアのオーロラをどうぞ。
2014/ 5/11 10:51 C8.7などCクラスのフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2014/ 5/12 12:07 更新
Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。

担当 篠原

太陽の中央部に進んできた2055、2056、2057黒点群の
拡大写真を掲載します。
2055群と2056群では、
C1〜3の小規模フレアが6回ほど発生しています。

また、南西(左下)の2058黒点群で、
C6.4とやや大きいCクラスのフレアが起きています。
2058群は、黒点の様子も変化していて、
今後の活動に注目してください。


太陽風は、昨日の午後に速度が少し上がり、
400km/秒と平均的な速さになりました。
そして、今朝からは、430km/秒ともう一段上がっています。

一方、磁場強度は8nTから5nTへ下がり、
やや高まっていた状態は終わりました。

オーロラの活動度を示すAE指数は、
600nTの中規模の変動が3回ほど発生しています。


27日周期の図を見ると、
前周期の4月17日以降に、太陽風速度の高まりが到来しています。
(4月20日以降は、CMEによる突発的な乱れです)
この速度の高まりは、もう1周期前の3月22日にも発生しています。

これに対応する変化が、これから回帰してくる可能性があります。
今朝の速度の高まりはまだ早すぎるように思いますが、
今後の太陽風の様子に注目して下さい。



太陽の中心部の2055、2056、2057、2059黒点群。SDO衛星による。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。