宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 5/ 7 11:36 更新 太陽の東端から黒点が多く現れています。太陽風は低速で穏やかです。 担当 篠原 太陽の東端から、大型の黒点群が次々と現れています。 拡大写真を1枚目に掲載します。 2055黒点群に続いて2056群が昨日顔を出していましたが、 その向こうにまた別の黒点が顔をのぞかせています。 フレアもいくつか起きている様で、今後の活動に注目して下さい。 この領域では、一昨日くらいから プロミネンスのダイナミックな変動が見えています。 その様子をSDO衛星AIA304の動画で紹介します。 ゆらゆらと揺れ動く様子をご覧下さい。 また、太陽では昨日の午後から今朝にかけて、 西の端の2051黒点群で、 M1.8とM1.0の中規模フレアが発生しています。 しかし、2051群はもう沈んで見えなくなっています。 太陽風は、380km/秒から360km/秒へ速度が下がり、 より低速の状態になっています。 磁場強度も、5nから4nTへ少し下がっています。 磁場の南北成分は北寄りに推移しています。 このため、磁気圏は穏やかで、 AE指数のグラフはほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは太陽の中心線を少し過ぎたところです。 コロナホールの緯度が高めであることち、 過去の周期で影響が見られなかったことから、 今後も低速の穏やかな太陽風が続く可能性があります。 あるいは、今回からは影響がやって来て 太陽風の速度が高まるかもしれません。 明後日以降の太陽風に注目して下さい。 (c) SDO (NASA) SDO衛星AIA304による、太陽の東端のプロミネンスの変動。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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