宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 5/ 4 12:26 更新 太陽風磁場が南向きに振れ続け、磁気圏の活動が高まっています。 担当 篠原 昨夜より、太陽風の磁場が強まり、 南向きに振れてオーロラの活動を強めています。 ACE衛星の観測によると、4日2時(世界時3日17時)に 太陽風の弱い乱れが到来しました。 2nT程度に弱まっていた磁場強度は、最大で10nTに強まり、 速度も、小幅ですが、 300km/秒から350km/秒へ高まっています。 太陽風磁場の南北成分は、 乱れの到来直後から南向きに振れる様になり、 増減しながら-5nT付近で推移しています。 この影響で、磁気圏の活動も高まっています。 AE指数のグラフは、太陽風の乱れの到来以降、 500nTと中程度の変化が連続的に発生しています。 その中の、世界時3日22時頃のオーロラの様子を、 南極の昭和基地の全天カメラで紹介します。 空全体を覆いつくすような、壮大なオーロラの輝きです。 ACEのグラフを見ると、太陽風の乱れは、 4日10時半(世界時4日1時半)に2回目の高まりがやって来た様です。 今回も磁場は南を強く向いていて、 磁気圏の活動も高まった状態が続きそうです。 太陽風の速度が遅いため、 激しい磁気圏擾乱にはなっていませんが、 この後の変動にも注目して下さい。 太陽では、昨日午後、3日14時半(世界時3日5時半)に、 西の2051黒点群でC5.3と大きめのCクラスフレアが発生しました。 2051群は、この他にもC1〜2のフレアを5回ほど起こしています。 今後も同様にフレアの発生が見られそうです。 南極の昭和基地で、世界時3日22時に観測されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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