宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 4/29 12:32 更新 太陽風はとても遅くなっています。太陽の活動も比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は更に低下して、 今朝からは265km/秒ととても遅い速度になっています。 磁場強度は3〜4nTとやや弱い状態です。 SDO衛星AIA193の写真では、コロナホールは見られず、 穏やかな太陽風はしばらく続きそうです。 太陽風磁場の南北成分は、 南向きの状態が昨日から続いていました。 このため、磁気圏では小規模の活動が続いていて、 AE指数は300〜500nTくらいの変化が度々発生しています。 しかし、磁場の南北成分は今朝以降は0nT付近に弱まりました。 この傾向が続くと、磁気圏の活動も今後は静かになるでしょう。 太陽は、北西の2048黒点群で C3.4の小規模フレアが発生しましたが、 その他はBクラスの小さいフレアばかりです。 黒点としては、東端の2049群がやや大きく 活動度が高まるようだと注目する必要があるでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日にかけて一段低下しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |