宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 4/27 12:06 更新 太陽の活動は穏やかです。太陽風は低速の風になっています。 担当 篠原 太陽では、C1、C2の小さいフレアの発生が3回記録されています。 いずれも東端と西端で発生したもので、 こちら側に見えている黒点群は穏やかです。 可視光写真では、南東(左下)に2047黒点群が発生し、 その向こうの南東の端からも新しい黒点が上がってきています。 また、北西(右上)にも小さい黒点が出現しています。 これらの領域の活動はどの様なものか注目して下さい。 太陽風は、引き続き速度が低下して、 現在は350km/秒と低速の風になっています。 磁場強度も3nTと弱めです。 磁場の南北成分は、 -2nTと振れ幅は小さいですがずっと南を向いていました。 このため磁気圏では小規模の活動が続いている様で、 AE指数では、300nT前後の変化が長い時間見られています。 ACEのグラフでは、 最後のところで磁場の南北成分は北向きに切り替わっています。 この傾向が続くのであれば、 磁気圏の活動は弱まり、穏やかな状態になるでしょう。 ここ数日の太陽風の影響で、 放射線帯の高エネルギー電子の数が増加しています。 GOES衛星のグラフでは青線(GOES15)と赤線(GOS13)は 10,000の線には達していませんが、 すぐ近くまで高まったのは2月21〜22日以来で、 およそ2ヶ月ぶりです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |