宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
今日、C5.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/22 07:10 C3.0
04:28 C5.1
4/21 18:19 C2.0
4/20 22:33 C2.8
21:00 C2.2
17:07 C6.5
13:20 C2.4
08:31 C1.8
04:15 C4.7

黒点  4/22 (NOAA)
磁場 フレア
2034 11 βγ C2
2035 27 βγ C3
2036 11 βγ C2
2037 1 α ---
2038 18 β C5
2042 4 β ---
2044 12 β ---
2045 4 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 520 +2.8
-2 h 525 +3.6
-4 h 523 +2.8
-6 h 527 +2.5
-8 h 518 +4.0
-10 h 541 +3.6
-12 h 545 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -7 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
4/22 0.6 1x10^2
4/21 4.7 9x10^1
4/20 51.6 4x10^2
4/19 58.5 2x10^2
4/18 6.0 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/17 12:12 太陽ではCクラスのフレアが活発に発生しています。太陽風は低速で穏やかです。
2014/ 4/18 11:07 フレアの発生は弱まっています。太陽風は400km/秒に上がっています。
2014/ 4/19 12:11 M7.3の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。明日以降、乱れが到来しそうです。
2014/ 4/20 12:22 太陽は比較的穏やかです。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2014/ 4/21 12:03 太陽風の乱れが到来して、速度は700km/秒に達しました。磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2014/ 4/22 13:22 更新
太陽風は500km/秒の高速状態が続いています。Cクラスのフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨夜、21日19時(世界時21日10時)頃まで
600km/秒台を保ちましたが、
その後8時間ほどかけてゆっくりと500km/秒に下がり、
今朝から現在までは、そのまま500km/秒の高速風が続いています。
磁場強度は5nTを前後していて、通常の強度に戻っています。

磁気圏活動への影響度を決める磁場の南北成分は、
ACEの図の前半に弱い南向きの時間帯があり、
その頃にAE指数は中規模の変動をしています。

その他は磁場は北向きで、AE指数もほとんど変化していません。
今回の太陽風の乱れでは、磁場は北向きに振れることが多く、
磁気圏の変動はあまり強まらずに推移しています。

CMEによる太陽風の高まりも、後半に入っている様です。
この後、速度は次第に低下して、
明日には普通の状態に戻っているかもしれません。


太陽は、中央の2038黒点群の活動がやや高まって、
C2.0、C1.1、C5.1、C3.0と小規模フレアを起こしています。

このうちのC5.1フレアの様子を、
SDO衛星AIA193の動画で紹介します。
X線の変化が長く続くタイプのフレアで、
SDO衛星の写真の様子では、
弱いCMEも発生しているかもしれません。

その他の活動的な領域は、太陽の西側にだいぶ傾いています。
これらの群が去ると、太陽は穏やかになりそうです。



2038黒点群で発生したC5.1フレアの様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。