宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 4/22 13:22 更新 太陽風は500km/秒の高速状態が続いています。Cクラスのフレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜、21日19時(世界時21日10時)頃まで 600km/秒台を保ちましたが、 その後8時間ほどかけてゆっくりと500km/秒に下がり、 今朝から現在までは、そのまま500km/秒の高速風が続いています。 磁場強度は5nTを前後していて、通常の強度に戻っています。 磁気圏活動への影響度を決める磁場の南北成分は、 ACEの図の前半に弱い南向きの時間帯があり、 その頃にAE指数は中規模の変動をしています。 その他は磁場は北向きで、AE指数もほとんど変化していません。 今回の太陽風の乱れでは、磁場は北向きに振れることが多く、 磁気圏の変動はあまり強まらずに推移しています。 CMEによる太陽風の高まりも、後半に入っている様です。 この後、速度は次第に低下して、 明日には普通の状態に戻っているかもしれません。 太陽は、中央の2038黒点群の活動がやや高まって、 C2.0、C1.1、C5.1、C3.0と小規模フレアを起こしています。 このうちのC5.1フレアの様子を、 SDO衛星AIA193の動画で紹介します。 X線の変化が長く続くタイプのフレアで、 SDO衛星の写真の様子では、 弱いCMEも発生しているかもしれません。 その他の活動的な領域は、太陽の西側にだいぶ傾いています。 これらの群が去ると、太陽は穏やかになりそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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