宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 4/17 12:12 更新 太陽ではCクラスのフレアが活発に発生しています。太陽風は低速で穏やかです。 担当 篠原 太陽が黒点でにぎわっています。 中央部には、2034、2035、2036、2037群と 大型の黒点群が並び (SDO衛星の可視光写真で拡大します)、 東の端からは新しく2042群も現れています。 小さい黒点も合わせると、11個の黒点群が発生しています。 フレアの発生も続いていて、 中央の2035群では、M1.0の中規模フレアを最大に、 C7.5、C5.2などCクラスのフレアを5回ほど起こしています。 また、右上すぐの2034群では、C4.5、C2.9、 新しく現れた2042群ではC4.1、C2.8など、 GOES衛星のX線グラフは活発に変化しています。 活動的な状況はこの後も続きそうです。 Mクラスを含めてフレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、速度が320km/秒から350km/秒へ 少しだけ上がっていますが、低速の状態は続いています。 一方、磁場強度は、今朝までは5nTで安定していましたが、 その後8nTくらいに少し強まっています。 27日周期の図を参考にすると、 太陽風磁場のセクターの切り替わりにかかっている様です。 磁場の南北成分は、0nTから比較的南寄りに変化しています。 このため磁気圏では小規模の活動が発生している様です。 AE指数のグラフは、 データエラーのために全体が太くなっていますが、 所々に小さい変化が記録されています。 27日周期の図の前周期を見ると、 太陽風磁場のセクターが切り替わると(3月22日)、 速度に小さい高まりが発生していました。 今回はどうなるでしょうか。 この後の太陽風の変化に注目して下さい。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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