宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 4/18 11:07 更新 フレアの発生は弱まっています。太陽風は400km/秒に上がっています。 担当 篠原 太陽の中心部には4つの大きい黒点群が見えています。 その2034、2035、2036、2037黒点群の様子を、 SDO衛星可視光写真の拡大写真で紹介します。 昨日と同じ大きさで切り出したので、変化を比較して下さい。 すると、2034群と2035群は黒点が増えている一方、 2036群はやや小さくなっている様です。 フレアの発生も、2036群が多く、 C1〜2の小さいフレアを4回ほど起こしてますが、 全体としてフレアの発生頻度は下がっています。 そして、太陽の東端の向こう側から 活動的な領域が近づいている様です。 GOES衛星のX線写真では明るい輝きが見え始めています。 どの様な領域が姿を現すか、注目して下さい。 太陽風は、昨日の午後、17日15時(世界時17日6時)くらいに、 速度が400km/秒に上がり、以降、この状態で安定しています。 注目していた太陽風速度の高まりが 1日ほど早まって回帰してきた様です。 磁場強度も8〜10nTと少し強まった状態が続いています。 磁気圏の活動度は、AE指数のグラフが太くなったままで 読み取りにくいのですが、 所々に小規模の変化が発生しています。 太陽風の磁場がやや強まっていて、 速度も平均レベルに上がっているので、 磁場が南向きに振れると、ある程度活発な変化が起きそうです。 太陽風速度の高まりは、 27日前の前周期は500km/秒台まで高まりました。 今回は今のところ400km/秒程度ですが、 もうしばらく変化に注目して下さい。 2日くらいで速度の高まりが通過した後は、 穏やかな太陽風に戻りそうです。 新学期が始まって2週間が経ちました。 今年は1年生の担任を持っていることもあって、 まだばたばたと走り回っている感じです。 窓の外の桜の木は、すっかり新緑に変わっています。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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