宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:22)
今日、C4.7の小規模フレアが発生しました。
また、M7.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が非常に強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/20 08:31 C1.8
04:15 C4.7
4/19 21:26 C2.0
12:16 C2.1
04:47 C1.9
4/18 21:32 M7.3
17:02 C4.8
01:23 C2.4

黒点  4/20 (NOAA)
磁場 フレア
2032 2 α C5
2033 1 α ---
2034 16 βγ C1
2035 33 βγ C2
2036 35 βγ M7
2037 8 β ---
2038 15 β ---
2039 4 β ---
2040 6 β ---
2042 11 β ---
2044 6 β C2
2045 2 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 517 +4.5
-2 h 521 -1.6
-4 h 498 +3.4
-6 h 514 +4.7
-8 h 521 +3.3
-10 h 482 +3.0
-12 h 490 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -2 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 27 2x10^2
4/20 52 4x10^2
4/19 59 2x10^2
4/18 6 1x10^2
4/17 0 1x10^3
4/16 0 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/15 10:50 2036黒点群の活動が活発になり、Cクラスフレアを頻繁に起こしています。
2014/ 4/16 12:20 2036黒点群の発達が目立っています。太陽ではCクラスのフレアが活発に起きています。
2014/ 4/17 12:12 太陽ではCクラスのフレアが活発に発生しています。太陽風は低速で穏やかです。
2014/ 4/18 11:07 フレアの発生は弱まっています。太陽風は400km/秒に上がっています。
2014/ 4/19 12:11 M7.3の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。明日以降、乱れが到来しそうです。
最新のニュース

2014/ 4/20 12:22 更新
太陽は比較的穏やかです。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。

担当 篠原

M7のフレア以後、太陽では、
20日4時半(世界時19日19時)に、
2032黒点群でC4.7の小規模フレアが起きましたが、
その他は、回数は多いものの
C1やC2などの小さいフレアが
起きている程度です。

可視光写真では、黒点は小さくなっていて、
全体的に縮小の傾向にある様です。
太陽の西の端に近づいていることもあり、
活動が見られるのももうしばらくでしょう。


太陽風は、今朝から速度が550km/秒近くへ
もう一段上がりました。
磁場強度は5nTに下がっていて、
太陽風の高まりはこの辺りが最高の様です。

磁場の南北成分は、
時々南向きに振れていて、
この影響で、AE指数も小さく変化しています。


昨日お知らせした様に、
CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
今夜以降、太陽風の変化に注目して下さい。
太陽風の磁場が南向きに強まると、
磁気圏の活動もより強まります。




太陽の西の端に近づいて来た2036黒点群たち。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。