宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:50)
昨日、C7.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/15 --- ---
4/14 21:08 C3.3
17:52 C2.5
16:34 C5.2
13:18 C7.5
10:52 C1.6
08:45 C3.1
05:13 C1.9
4/13 --- ---

黒点  4/15 (NOAA)
磁場 フレア
2032 1 α ---
2033 1 α ---
2034 13 β ---
2035 16 βγ ---
2036 8 βγ C8
2037 6 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:47 359 -0.7
-2 h 356 +0.9
-4 h 368 -3.3
-6 h 374 -3.0
-8 h 380 -4.0
-10 h 374 -0.8
-12 h 379 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -24 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
4/15 0.4 3x10^2
4/14 0.4 1x10^2
4/13 0.3 2x10^1
4/12 0.4 1x10^1
4/11 0.3 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/10 11:17 太陽風は420km/秒と平均的な状態です。太陽の東端でCクラスフレアが起きています。
2014/ 4/11 12:48 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2014/ 4/12 13:02 太陽風磁場が強まって南向きに大きく振れ、磁気圏の活動も強まっています。
2014/ 4/13 11:09 太陽風磁場の強まりは続いています。中規模の磁気嵐が発生しました。
2014/ 4/14 12:12 太陽風の磁場強度は弱まり、穏やかな状態に戻っています。新しい黒点群が出現しました。
最新のニュース

2014/ 4/15 10:50 更新
2036黒点群の活動が活発になり、Cクラスフレアを頻繁に起こしています。

担当 篠原

太陽の中央やや左下の2036黒点群が発達し、
黒点が大きくなっています。
フレアの発生も増えていて、
昨日の昼、14日13時(世界時14日4時)のC7.5を最高に、
C1からC3の小規模フレアが9回記録されています。

GOES衛星のX線写真では、
頻繁に明るい輝きを起こしています。
この後の活動に注目してください。

また、太陽の東端に新しい黒点が出現し、
こちらでも小規模フレアが数回発生しています。
今後どのような活動を起こすでしょうか。


太陽風は、速度は350〜380km/秒とやや低速で、
磁場強度は5nTと穏やかな状態です。

磁場の南北成分は、南北にゆっくりと振れ、
磁気圏では小規模の活動が時々発生している様です。
ただし、今日のAE指数のグラフは、
一部の観測データに誤差が生じている様で、
途中からずっと太くなっているので注意してください。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に遠ざかり、
太陽風はこのまま穏やかな状態が続きそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。