宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 4/16 12:20 更新 2036黒点群の発達が目立っています。太陽ではCクラスのフレアが活発に起きています。 担当 篠原 太陽では、中央の2036黒点群の発達が目立っています。 SDO衛星の可視光写真で、1日半の動画を作成しました。 下寄りを右に進んでいるのが2036黒点群です。 上にあるのは2037群、 動画の後半に左から入ってくるのは2035群です。 2036群ではフレアの発生も続いていて、 C4.3、C3.6、C4.4などが発生しています。 また、左隣の2035群の活動度も上がり、 15日18時(世界時15日9時)にC8.6、 16日3時(世界時15日108時)にC7.3と 大きいCクラスフレアを起こしています。 GOES衛星のX線写真では、小さい輝きが頻繁に起きています。 引き続きフレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、速度がゆっくりと低下して、 320km/秒と更に低速の状態になっています。 磁場強度は、一旦2nTに下がりましたが、 その後戻って、現在は5nTと平均的な値です。 磁場の南北成分は、 グラフの前半は南寄り、後半はやや北寄りになっています。 しかし、AE指数のグラフは、 昨日から太くなった状態が続いていて、細かい変化が分かりません。 いずれにしても、小規模の活動が見られる程度でしょう。 SDO衛星AIA193には、コロナホールは特に見られません。 しかし、27日周期の図を見ると、 前周期の3月22日に太陽風速度の小さい山が到来しています。 27日周期では、この頃に速度の山が繰り返し来ています。 今回も4月17〜18日頃に変化が見られるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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