宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:09)
昨日、C5.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/13 --- ---
4/12 16:03 C5.0
4/11 23:30 C5.3
20:18 C9.4
18:22 C1.9
02:56 C3.6

黒点  4/13 (NOAA)
磁場 フレア
2027 1 α ---
2032 6 βγ ---
2033 1 α ---
2034 9 β ---
2035 7 βγ C9

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 352 -7.6
-2 h 354 -6.8
-4 h 350 -2.9
-6 h 340 +2.0
-8 h 338 -1.9
-10 h 344 -1.3
-12 h 332 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -51 -/ -
-2 h -41 -/ -
-4 h -39 -/ -
-6 h -43 -/ -
-8 h -46 -/ -
-10 h -50 -/ -
-12 h -56 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^0
4/13 0.3 2x10^1
4/12 0.4 1x10^1
4/11 0.3 6x10^1
4/10 0.4 2x10^1
4/ 9 0.5 7x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/ 8 13:20 太陽風の速度がやや高まりました。Cクラスのフレアが起きています。
2014/ 4/ 9 12:50 太陽風はやや高速の状態が続いています。太陽のフレア活動は穏やかです。
2014/ 4/10 11:17 太陽風は420km/秒と平均的な状態です。太陽の東端でCクラスフレアが起きています。
2014/ 4/11 12:48 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2014/ 4/12 13:02 太陽風磁場が強まって南向きに大きく振れ、磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2014/ 4/13 11:09 更新
太陽風磁場の強まりは続いています。中規模の磁気嵐が発生しました。

担当 篠原

太陽風磁場の強まりは、現在も続いています。
今朝まで10nTに強まった状態が続き、
その後少し下がって、現在は8nTです。

太陽風の速度は350km/秒と低速で安定しています。
このため、磁場の乱れも長い時間続いている様です。

太陽風磁場の南北成分は、
強度の変化はありますが、南向きの傾向が続いています。
このため、AE指数のグラフは400〜600nTの変化が長時間続き、
一時的に1200nTに達する大きな変化も起きています。

京都大学WDCのDst指数は、
最大で-90nTの変化に達し、中規模の磁気嵐が発生しました。


太陽風磁場の強まりは、次第に収まっていくでしょう。
一方、SDO衛星AIA193の太陽写真の
南半球に広がるコロナホールの影響は特に見られず、
太陽風はこのまま穏やかに過ぎていくのでしょうか。


昨日午後、12日16時(世界時12日7時)に、
太陽の東端の2035黒点群で
C5.0の小規模フレアが発生しています。
この時に、太陽からガスが激しく噴き上がっていく様子を
SDO衛星AIA304で見ることができました。

目立ったフレアはこの1つだけでしたが、
この領域の活動は今後どうなるでしょうか。




今日の鹿児島は、冷たい雨が降っています。
今日は寮の日直で、寒い当直室にこもっています。
寮生の多くは自宅に戻っていて、寮の中は静かです。



Dst指数(速報値)は-90nTまで下がりました。Dst指数の変化はマイナス方向に強まります。
(c) 京都大学WDC


2035黒点群で発生したC5.0フレアの様子。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。