宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:17)
今日、C4.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/10 10:22 C4.7
03:30 C1.9
4/ 9 --- ---
4/ 8 --- ---

黒点  4/10 (NOAA)
磁場 フレア
2026 9 β C2
2027 3 β ---
2029 1 α ---
2030 3 β ---
2031 4 β C1
2032 4 βγ ---
2033 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 417 +0.2
-2 h 435 +1.8
-4 h 425 +1.4
-6 h 440 +0.8
-8 h 463 -2.8
-10 h 440 -2.6
-12 h 448 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -11 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
4/10 0.4 2x10^1
4/ 9 0.5 7x10^0
4/ 8 0.9 8x10^0
4/ 7 1.0 7x10^0
4/ 6 1.4 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/ 5 12:22 太陽風は420km/秒と穏やかです。CMEによる乱れはまだ到来していません。
2014/ 4/ 6 13:25 太陽風の弱い乱れが到来しています。磁気圏は比較的穏やかです。
2014/ 4/ 7 16:32 太陽風磁場強度の強まりは少し残っています。太陽はCクラスのフレアが数回起きています。
2014/ 4/ 8 13:20 太陽風の速度がやや高まりました。Cクラスのフレアが起きています。
2014/ 4/ 9 12:50 太陽風はやや高速の状態が続いています。太陽のフレア活動は穏やかです。
最新のニュース

2014/ 4/10 11:17 更新
太陽風は420km/秒と平均的な状態です。太陽の東端でCクラスフレアが起きています。

担当 篠原

太陽風の速度は、460km/秒から430km/秒へゆっくりと下がっています。
と言っても変化の幅としては小さく、
太陽風は平均的な速度で安定しています。
磁場強度も5nTと平均的な強さが続いています。

太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で変化していますが、
ACE衛星のグラフの中盤で弱い南向きに振れています。
これと関係しているのでしょう、
AE指数のグラフも、
中盤に300〜400nTと小規模の変化が続いて起きてます。

27日周期の図を見ると、
前周期の3月14日には太陽風の強まりが始まっています。
また、SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールは更に西に進んでいて、
そろそろ影響が及び始めるかもしれません。
一方、北半球の真ん中にも小さいコロナホールが見えていて、
こちらも影響がやって来る可能性があります。


GOES衛星のX線グラフは、後半からX線の強度が上がり、
C1.9、C2.1、C4.7と小規模フレアが3回起きています。
これは、太陽の南東の端(左下)から
活動的な領域が近づいているためです。
可視光写真では、まだ黒点は見えていません。
この後にどのような領域が姿を現すでしょうか。




今日も大隅半島の研修所から更新しています。
昨日よりも携帯の電波状況が悪く、
データのチェックに苦戦しています。




太陽の南東の端(左下)で発生したC4.7のフレア。GOES衛星のX線写真。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。