宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:20)
昨日、C4.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 8 --- ---
4/ 7 22:19 C1.7
15:21 C4.0
12:33 C1.9
05:54 C3.9
4/ 6 --- ---

黒点  4/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2021 7 β C1
2026 10 β C4
2027 4 β ---
2028 2 α ---
2029 2 α ---
2030 4 β ---
2031 7 β C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 422 +0.7
-2 h 435 +0.3
-4 h 453 +0.1
-6 h 438 +0.8
-8 h 411 +0.5
-10 h 396 +0.2
-12 h 382 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -7 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 3x10^0
4/ 8 0.9 8x10^0
4/ 7 1.0 7x10^0
4/ 6 1.4 1x10^1
4/ 5 0.8 2x10^1
4/ 4 0.5 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/ 3 11:59 M6.5の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
2014/ 4/ 4 12:20 太陽風は平均的な状態です。CMEの乱れが近づいています。3月の黒点数は92.2でした。
2014/ 4/ 5 12:22 太陽風は420km/秒と穏やかです。CMEによる乱れはまだ到来していません。
2014/ 4/ 6 13:25 太陽風の弱い乱れが到来しています。磁気圏は比較的穏やかです。
2014/ 4/ 7 16:32 太陽風磁場強度の強まりは少し残っています。太陽はCクラスのフレアが数回起きています。
最新のニュース

2014/ 4/ 8 13:20 更新
太陽風の速度がやや高まりました。Cクラスのフレアが起きています。

担当 篠原

昨夜から太陽風の速度はゆっくり上がり、
350km/秒の低速風から450km/秒とやや高速の状態になりました。
現在は少し下がって420km/秒です。
一方、磁場強度は10nTから5nTに下がり、
平均的な値に戻っています。

その途中で、磁場の南北成分が
一時的に-10nT近くまで南向きに振れ、
磁気圏の活動が強まりました。
AE指数のグラフは1000nTに達する大きな変化を記録しています。

その後、磁場の南北成分は0nT付近に戻り、
磁気圏の変化も小さくなっています。
弱まった頃の様子ですが、
ノルウェー・トロムソの全天カメラで
オーロラの活動が撮影されています。

激しい活動ではありませんが、
今年はいつもよりかなり遅い時期まで撮影が続けられていて、
貴重な写真です。


SDO衛星AIA193では、
南半球の大きいコロナホールが、太陽の中心線に達しています。
このコロナホールの影響が明後日くらいに始まる可能性があります。
太陽風の高まりと、磁気圏活動の強まりに注目して下さい。


太陽では、昨日のニュース以降は、
2026黒点群でC1.7の小規模フレアが2回起きています。

また、東端(左端)から新しい黒点が姿を現しています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時7日23時のオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。