宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 4/ 8 13:20 更新 太陽風の速度がやや高まりました。Cクラスのフレアが起きています。 担当 篠原 昨夜から太陽風の速度はゆっくり上がり、 350km/秒の低速風から450km/秒とやや高速の状態になりました。 現在は少し下がって420km/秒です。 一方、磁場強度は10nTから5nTに下がり、 平均的な値に戻っています。 その途中で、磁場の南北成分が 一時的に-10nT近くまで南向きに振れ、 磁気圏の活動が強まりました。 AE指数のグラフは1000nTに達する大きな変化を記録しています。 その後、磁場の南北成分は0nT付近に戻り、 磁気圏の変化も小さくなっています。 弱まった頃の様子ですが、 ノルウェー・トロムソの全天カメラで オーロラの活動が撮影されています。 激しい活動ではありませんが、 今年はいつもよりかなり遅い時期まで撮影が続けられていて、 貴重な写真です。 SDO衛星AIA193では、 南半球の大きいコロナホールが、太陽の中心線に達しています。 このコロナホールの影響が明後日くらいに始まる可能性があります。 太陽風の高まりと、磁気圏活動の強まりに注目して下さい。 太陽では、昨日のニュース以降は、 2026黒点群でC1.7の小規模フレアが2回起きています。 また、東端(左端)から新しい黒点が姿を現しています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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