宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 4/ 9 12:50 更新 太陽風はやや高速の状態が続いています。太陽のフレア活動は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、 450km/秒とやや高めの状態が続いています。 磁場は、途中に小規模の変化が発生したりしていますが、 全体としては強度(白線)は5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分(赤線)は、前半は0nT付近ですが、 後半は北向き(プラス方向)の状態が続いています。 このため、オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 前半に小さい変化が見られますが、 後半は変化がなくなっています。 概ね、磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 南半球に広がるコロナホールは、 太陽の西側(右側)へ進んでいます。 現在の太陽風もやや高速ですが、 今後、この領域の影響が及ぶようになると、 更に速度が高まる可能性があります。 太陽は、2031黒点群でC1.2の小さいフレアが起きた程度で、 活動は落ち着いています。 東端(左端)から現れた黒点は、2032群と番号が付きました。 黒点の数がやや多い様ですが、 フレアの活動はどうなるでしょうか。 今日は、新入生約200名を連れて、 大隅半島の研修所へ1泊2日の合宿に来ています。 薄曇りの穏やかな天気で、楽しく屋外活動ができそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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