宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 9 --- ---
4/ 8 --- ---
4/ 7 22:19 C1.7
15:21 C4.0
12:33 C1.9
05:54 C3.9

黒点  4/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2026 16 β C4
2027 3 β ---
2029 1 α ---
2030 3 β ---
2031 7 β C4
2032 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 464 +0.8
-2 h 441 +1.1
-4 h 437 +3.1
-6 h 441 +4.5
-8 h 423 +1.5
-10 h 438 +0.7
-12 h 438 +2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^0
4/ 9 0.5 6x10^0
4/ 8 0.9 8x10^0
4/ 7 1.0 7x10^0
4/ 6 1.4 1x10^1
4/ 5 0.8 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 4/ 4 12:20 太陽風は平均的な状態です。CMEの乱れが近づいています。3月の黒点数は92.2でした。
2014/ 4/ 5 12:22 太陽風は420km/秒と穏やかです。CMEによる乱れはまだ到来していません。
2014/ 4/ 6 13:25 太陽風の弱い乱れが到来しています。磁気圏は比較的穏やかです。
2014/ 4/ 7 16:32 太陽風磁場強度の強まりは少し残っています。太陽はCクラスのフレアが数回起きています。
2014/ 4/ 8 13:20 太陽風の速度がやや高まりました。Cクラスのフレアが起きています。
最新のニュース

2014/ 4/ 9 12:50 更新
太陽風はやや高速の状態が続いています。太陽のフレア活動は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、
450km/秒とやや高めの状態が続いています。
磁場は、途中に小規模の変化が発生したりしていますが、
全体としては強度(白線)は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分(赤線)は、前半は0nT付近ですが、
後半は北向き(プラス方向)の状態が続いています。
このため、オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
前半に小さい変化が見られますが、
後半は変化がなくなっています。
概ね、磁気圏は穏やかです。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球に広がるコロナホールは、
太陽の西側(右側)へ進んでいます。
現在の太陽風もやや高速ですが、
今後、この領域の影響が及ぶようになると、
更に速度が高まる可能性があります。


太陽は、2031黒点群でC1.2の小さいフレアが起きた程度で、
活動は落ち着いています。

東端(左端)から現れた黒点は、2032群と番号が付きました。
黒点の数がやや多い様ですが、
フレアの活動はどうなるでしょうか。




今日は、新入生約200名を連れて、
大隅半島の研修所へ1泊2日の合宿に来ています。
薄曇りの穏やかな天気で、楽しく屋外活動ができそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。