宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 4/ 4 12:20 更新 太陽風は平均的な状態です。CMEの乱れが近づいています。3月の黒点数は92.2でした。 担当 篠原 2014年3月の黒点相対数が、 SIDCより 92.2 と発表されました。 2月の102.8からは少し下がりましたが、 第24活動周期の中では、高い値が続いています。 最近も黒点は活発に姿を現していて、 第24期の2番目のピークは続いている様です。 今年いっぱいはこの調子で様々な現象が見られるかもしれません。 M6.5のフレア以降、太陽では 2030黒点群でC5.5の小規模フレアが起きましたが、 その他は、C1の小さいフレアが数回起きた程度です。 2030群や2026群は、 この後も小中規模のフレアを起こすかもしれません。 太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度も5nTと平均的な値で、 太陽風は穏やかです。 磁場の南北成分は、グラフの中盤にやや南寄りになっていました。 このため、磁気圏の活動も少し高まって、 AE指数に300〜400nTの小規模の変化が3回ほど発生しています。 その後は、磁場は北寄りになり、 現在のAE指数はほとんど変化していません。 昨日お知らせしたように、 M6.5フレアに伴うCMEが地球に向かっている可能性があります。 今夜から明日にかけて、太陽風の擾乱が始まるかもしれません。 NOAA/SWPCの予報では、 5日1時(世界時4日16時)頃の到来を予想しています。 太陽風の磁場が強まって大きく南向きに振れると、 磁気圏の活動が激しくなる可能性があります。 今後の太陽風や極域のライブカメラに注目して下さい。 太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース NOAA/SWPCによる太陽風擾乱の予報。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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