宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
昨日、C5.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 4 --- ---
4/ 3 19:07 C1.8
12:26 C5.5
03:15 C5.3
4/ 2 22:07 M6.5
15:21 C3.3
14:56 C3.5
10:15 C1.7
07:21 C2.5
05:29 C2.9
04:30 C2.7

黒点  4/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2021 14 β ---
2022 1 α C3
2026 30 βγ C4
2027 4 β M7
2028 2 β ---
2029 8 β C3
2030 8 βγ C6

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 425 +2.4
-2 h 394 +3.8
-4 h 391 +2.6
-6 h 379 +2.5
-8 h 387 +2.3
-10 h 367 +1.4
-12 h 379 -2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -4 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
4/ 4 0.4 3x10^1
4/ 3 0.3 2x10^1
4/ 2 0.3 2x10^1
4/ 1 0.3 4x10^1
3/31 0.7 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/30 10:42 2017黒点群でX1.0の大規模フレアが発生しました。
2014/ 3/31 12:50 M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 4/ 1 13:30 M1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態が続いています。
2014/ 4/ 2 12:06 太陽風は平均的な状態です。宇宙天気ニュースのアクセス状況を報告します。
2014/ 4/ 3 11:59 M6.5の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。
最新のニュース

2014/ 4/ 4 12:20 更新
太陽風は平均的な状態です。CMEの乱れが近づいています。3月の黒点数は92.2でした。

担当 篠原

2014年3月の黒点相対数が、
SIDCより 92.2 と発表されました。
2月の102.8からは少し下がりましたが、
第24活動周期の中では、高い値が続いています。

最近も黒点は活発に姿を現していて、
第24期の2番目のピークは続いている様です。
今年いっぱいはこの調子で様々な現象が見られるかもしれません。



M6.5のフレア以降、太陽では
2030黒点群でC5.5の小規模フレアが起きましたが、
その他は、C1の小さいフレアが数回起きた程度です。

2030群や2026群は、
この後も小中規模のフレアを起こすかもしれません。


太陽風は、400km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度も5nTと平均的な値で、
太陽風は穏やかです。

磁場の南北成分は、グラフの中盤にやや南寄りになっていました。
このため、磁気圏の活動も少し高まって、
AE指数に300〜400nTの小規模の変化が3回ほど発生しています。
その後は、磁場は北寄りになり、
現在のAE指数はほとんど変化していません。


昨日お知らせしたように、
M6.5フレアに伴うCMEが地球に向かっている可能性があります。
今夜から明日にかけて、太陽風の擾乱が始まるかもしれません。
NOAA/SWPCの予報では、
5日1時(世界時4日16時)頃の到来を予想しています。

太陽風の磁場が強まって大きく南向きに振れると、
磁気圏の活動が激しくなる可能性があります。
今後の太陽風や極域のライブカメラに注目して下さい。




太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース


NOAA/SWPCによる太陽風擾乱の予報。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。