宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:30)
今日、C3.3の小規模フレアが発生しました。
また、X1.0の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 1 09:31 C3.3
3/31 23:08 C3.6
16:56 M1.4
16:19 C3.0
13:00 C3.3
07:08 C2.9
06:04 C7.6
3/30 02:35 X1.0

黒点  4/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2014 3 β M1
2017 7 β X1
2020 2 β ---
2021 18 βγ ---
2022 1 α ---
2025 4 β ---
2026 13 β C4
2027 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 387 +3.4
-2 h 389 +1.8
-4 h 397 +3.8
-6 h 393 +3.7
-8 h 400 +3.9
-10 h 405 +5.1
-12 h 421 -4.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -10 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^0
4/ 1 0.3 4x10^1
3/31 0.7 4x10^1
3/30 3.2 2x10^2
3/29 0.6 5x10^1
3/28 0.4 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/27 12:12 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかです。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/28 10:41 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動がやや高まりました。
2014/ 3/29 16:48 M2の中規模フレアが2回発生しました。磁気圏はやや活動的です。
2014/ 3/30 10:42 2017黒点群でX1.0の大規模フレアが発生しました。
2014/ 3/31 12:50 M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 4/ 1 13:30 更新
M1.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態が続いています。

担当 篠原

太陽東端の南北から2つの黒点群が姿を現しました。
北側は2027黒点群、南側は2026黒点群です。
登場の様子を、SDO衛星の可視光写真で紹介します。

2026群では、C1.9、C3.6、C1.2と
小規模フレアが3回発生していますが、
昨日ほどの回数ではありません。
一方、動画では黒点群は変化を続けていて、
この後の活動にも注目して下さい。

また、南西(右下)に没した2014黒点群で、
昨日の午後、31日16時半(世界時31日7時半)に
M1.4の中規模フレアが起きています。
黒点群は見えなくなったので、今後は影響ありません。


太陽風は、400km/秒と平均的な速度が安定して続いています。
磁場強度は5nTに少し上がって、こちらも平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は、
グラフの前半では南寄りに、後半は北寄りに振れています
このため、AE指数もやや前半に500nTの中規模の変化が発生し、
後半は静かになっています。


今のところ、CMEによる目立った変化は到来していません。
明日くらいまでは、このまま注目して下さい。
ただし、到来が遅くなれば、速度の変化はより小さくなります。




新しい年度が始まりました。
鹿児島高専では日曜日に入学式を行いますが、
もう桜が散り始めていて、なんとか残って欲しいところです。



太陽の東端から姿を現した2027黒点群(上)と2026黒点群(下)。SDO衛星の可視光写真。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。