宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/31 12:50 更新 M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 2017黒点群は、昨夜、30日21時(世界時30日12時)にも M2.1の中規模フレアを起こしました。 SDO衛星AIA193の動画を掲載します。 中心から右上にある2017群で一瞬明るい輝きが発生しています。 続いて、コロナのガスが噴き出す様子も写っていて、 SOHO衛星LASCO C3では、CMEの噴出が撮影されています。 昨日のX1.0のフレアのCMEと共に動画にしました。 M2.1のCMEは、右上の方向に向かっていて、 地球への影響はなさそうです。 太陽では、南東の端から現れた2026黒点群で、 C1〜3の小規模フレアが10回ほど発生しています。 黒点群はこれから地球側に動いてくるので、 今後の活動に注目して下さい。 太陽府は、昨日のニュース以降ゆっくりと速度が下がって、 今日に入った頃には400km/秒と平均的な速度に戻りました。 磁場強度は3nTとやや弱まった状態です。 磁場の南北成分は北寄りに振れていて、 磁気圏は静穏でしたが、 今朝くらいから、太陽風の磁場の傾向が変わり、 南北に振れる様になっています。 振れ幅は小さいので、影響は小さいですが、 この傾向が続けば、磁気圏の活動もいくらか高まるかもしれません。 太陽風は、明日か明後日くらいに CMEによる乱れが到来する可能性があります 規模はあまり大きくないと思いますが、 磁場が強まって南向きに大きく振れると、 活発なオーロラの活動を起こす可能性があります。 2017黒点群で発生したM2.1フレア。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2017黒点群のX1.0フレアとM2.1フレアに伴って発生したCMEの噴出。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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