宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
今日、C7.6の小規模フレアが発生しました。
また、X1.0の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/31 07:08 C2.9
06:04 C7.6
3/30 02:35 X1.0
3/29 23:26 C3.3
10:54 C2.5
08:19 M2.6
04:03 M2.0
02:54 C2.3

黒点  3/31 (NOAA)
磁場 フレア
2014 5 β C2
2017 10 βγ X1
2020 3 β ---
2021 16 βγ ---
2022 1 α ---
2023 1 α C1
2025 3 β ---
2026 3 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:48 384 +1.1
-2 h 389 -0.1
-4 h 398 +3.1
-6 h 394 +1.3
-8 h 416 +1.0
-10 h 407 +0.3
-12 h 414 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
3/31 0.5 4x10^1
3/30 3.2 2x10^2
3/29 0.6 5x10^1
3/28 0.4 1x10^1
3/27 0.4 7x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/26 12:45 今朝、太陽風の乱れが到来しました。活発なオーロラも発生しています。
2014/ 3/27 12:12 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかです。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/28 10:41 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動がやや高まりました。
2014/ 3/29 16:48 M2の中規模フレアが2回発生しました。磁気圏はやや活動的です。
2014/ 3/30 10:42 2017黒点群でX1.0の大規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2014/ 3/31 12:50 更新
M2.1の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

2017黒点群は、昨夜、30日21時(世界時30日12時)にも
M2.1の中規模フレアを起こしました。
SDO衛星AIA193の動画を掲載します。

中心から右上にある2017群で一瞬明るい輝きが発生しています。
続いて、コロナのガスが噴き出す様子も写っていて、
SOHO衛星LASCO C3では、CMEの噴出が撮影されています。
昨日のX1.0のフレアのCMEと共に動画にしました。
M2.1のCMEは、右上の方向に向かっていて、
地球への影響はなさそうです。

太陽では、南東の端から現れた2026黒点群で、
C1〜3の小規模フレアが10回ほど発生しています。
黒点群はこれから地球側に動いてくるので、
今後の活動に注目して下さい。


太陽府は、昨日のニュース以降ゆっくりと速度が下がって、
今日に入った頃には400km/秒と平均的な速度に戻りました。
磁場強度は3nTとやや弱まった状態です。

磁場の南北成分は北寄りに振れていて、
磁気圏は静穏でしたが、
今朝くらいから、太陽風の磁場の傾向が変わり、
南北に振れる様になっています。

振れ幅は小さいので、影響は小さいですが、
この傾向が続けば、磁気圏の活動もいくらか高まるかもしれません。

太陽風は、明日か明後日くらいに
CMEによる乱れが到来する可能性があります
規模はあまり大きくないと思いますが、
磁場が強まって南向きに大きく振れると、
活発なオーロラの活動を起こす可能性があります。




2017黒点群で発生したM2.1フレア。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2017黒点群のX1.0フレアとM2.1フレアに伴って発生したCMEの噴出。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。