宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 3/29 16:48 更新 M2の中規模フレアが2回発生しました。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 今朝、太陽の中心からやや右上の2017黒点群で、 中規模フレアが2回発生しました。 29日4時(世界時28日19時)のM2.0と、 29日9時(世界時29日0時)のM2.6です。 SDO衛星AIA131によるフレアの動画を掲載します。 短時間の強い輝きが2回発生しています。 動画には、左上で発生したC2.4の小規模フレアも 続いて写っています。 2017群の今後の活動に注目してください。 太陽風は、400〜450km/秒とやや高めの速度が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的です。 磁場の南北成分は、南に北にと頻繁に変化しています。 このため、磁気圏の活動も高まり、 AE指数のグラフでは500nTの変動が数時間おきに4回ほど発生しています。 極域ではきれいなオーロラを眺められたかもしれません。 磁場のこの傾向が続けば、 引き続きオーロラの活動も期待できます。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、 コロナホールは特に見られません。 太陽風は基本的には穏やかに推移すると思われます。 今日は用件が重なったため、 更新がすっかり遅くなってしまいました。 申し訳ありません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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