宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:48)
今日、M2.6の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/29 10:54 C2.5
08:19 M2.6
04:03 M2.0
02:54 C2.3
3/28 05:19 C4.8
3/27 --- ---

黒点  3/29 (NOAA)
磁場 フレア
2010 10 βγ C5
2014 22 βγ ---
2016 3 β ---
2017 14 βδ M3
2018 8 β ---
2021 7 β ---
2022 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
16:37 391 -0.2
-2 h 399 +1.3
-4 h 422 +1.5
-6 h 425 -4.3
-8 h 422 +1.5
-10 h 427 -0.1
-12 h 431 +2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
16:30 -18 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
3/29 0.6 2x10^1
3/28 0.4 1x10^1
3/27 0.4 7x10^0
3/26 1.1 2x10^1
3/25 1.1 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/24 12:56 高速太陽風が続いています。太陽ではCMEが発生しています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/25 14:43 太陽風の速度は下がり、やや低速です。フレアも少なくなっています。
2014/ 3/26 12:45 今朝、太陽風の乱れが到来しました。活発なオーロラも発生しています。
2014/ 3/27 12:12 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかです。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/28 10:41 太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動がやや高まりました。
最新のニュース

2014/ 3/29 16:48 更新
M2の中規模フレアが2回発生しました。磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

今朝、太陽の中心からやや右上の2017黒点群で、
中規模フレアが2回発生しました。
29日4時(世界時28日19時)のM2.0と、
29日9時(世界時29日0時)のM2.6です。

SDO衛星AIA131によるフレアの動画を掲載します。
短時間の強い輝きが2回発生しています。
動画には、左上で発生したC2.4の小規模フレアも
続いて写っています。

2017群の今後の活動に注目してください。


太陽風は、400〜450km/秒とやや高めの速度が続いています。
磁場強度は、4〜5nTと平均的です。

磁場の南北成分は、南に北にと頻繁に変化しています。
このため、磁気圏の活動も高まり、
AE指数のグラフでは500nTの変動が数時間おきに4回ほど発生しています。
極域ではきれいなオーロラを眺められたかもしれません。

磁場のこの傾向が続けば、
引き続きオーロラの活動も期待できます。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、
コロナホールは特に見られません。
太陽風は基本的には穏やかに推移すると思われます。



今日は用件が重なったため、
更新がすっかり遅くなってしまいました。
申し訳ありません。



2017黒点群で発生した、M2.0、M2.6の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。