宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/27 12:03 更新 太陽風の乱れはまだ到来せず、太陽風は低速です。太陽面に黒点が多く現れています。 担当 篠原 SDO衛星によるX4.9フレアの詳細な動画が続々と公開されています。 SDO Gallery NASA Goddard Space Flight Center 昨日の組み合わせ動画とは違い、 同じカメラで動画を作っているので、 フレアの様子をとてもきれいに見ることができます。 ぜひご覧下さい。 このフレアによる太陽風の乱れが 地球に近づいていると予想されていますが、 まだ太陽風は穏やかです。 現在の速度は360km/秒と低速で、 磁場強度も5nTと平均的な状態です。 フレアの発生から2日ほど経過したところで、 これから明日にかけて、太陽風の乱れが到来すると思われます。 CMEの噴出の方向から考えると、 地球にやって来るのは端の部分になりますが、 どの程度の乱れがやって来るのか、引き続き注目して下さい。 ただ、到来が遅れるほど、 速度などの乱れの規模は小さくなるでしょう。 現在の磁気圏は静穏です。 AE指数はほとんど変化していません。 太陽の活動は、深夜、27日0時(世界時26日51時)に、 太陽の西の1982黒点群で発生したM1.1の中規模フレアと、 C1〜3の小規模のフレアが4回起きた程度で、 Xフレアを起こした1990黒点群は、以降は静かになっています。 一方、黒点が太陽のあちこちに発生して、 黒点群の数は10を越えている様です。 太陽面はなかなかにぎやかです。 太陽放射線(非常に高速の陽子)は、 昨日より20程度に高まった状態で安定しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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