宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/25 13:02 更新 太陽の東端でX4.9の大規模フレアが発生しました。 担当 篠原 今朝、25日9時半(世界時25日0時半)に、 太陽の東端でX4.9の大規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 Xクラスのフレアの発生は、1月7日(世界時)のX1.2以来です。 また、X5規模の大きさのフレアとしては、 2012年3月7日のX5.4以来、およそ2年ぶりの発生です。 発生したのは、ここ数日活動が目立っていた太陽の東端です。 可視光写真では黒点が姿を現しています。 CMEも発生していて、SOHO衛星LASCO C3では、 左下に向かって濃いガスの噴出が撮影されています。 まだ発生直後なので、CMEの広がる様子は明日紹介できるでしょう。 この黒点には1990黒点群と番号が付きました。 引き続き、この領域の活動に注目して下さい。 太陽風は、昨日のニュースの直後に、 速度が600km/秒近くに上がりましたが、 以降はゆっくりと低下して、現在は450km/秒とやや高速です。 磁場強度は、5nTから3nTに弱くなっています。 磁気圏では、小規模の変動が発生していて、 AE指数は300nTくらいの変化が数回発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心に細長いコロナホールが見えています。 3日後くらいにこの領域の影響が 太陽風に見られるかもしれません。 また、1990黒点群の活動によって、 規模の大きい太陽風の擾乱が到来する可能性もあります。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端から姿を現した1990黒点群。SDO衛星。 (c) SDO (NASA) Xフレアに伴って左下に向かって噴出したCME。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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