宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/23 13:16 更新 太陽風は高速になっています。太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風は、昨日から440km/秒とやや高速の状態が続いていますが、 先ほど、23日11時半(世界時23日2時半)に 小さい速度の変化が到来して、490km/秒へ上がっています。 磁場強度は、5nTでほぼ安定していて、 現在は、6nTに少しだけ上がっています。 磁場の南北成分は、 -1〜-2nT程度の弱い南向きが続いていました。 このため、AE指数のグラフでは、 300nTくらいの小規模の変化が度々発生しています。 そして、速度の変化以降、 南北成分は北向きに振れています。 この状況が続くと、磁気圏の弱い活動はなくなるでしょう。 太陽は、中央部で1982、1981黒点群がとても目立っています。 活動は穏やかで、C1.7の小さいフレアが起きた程度です。 一方、東端の向こう側で活動が続いています。 23日0時(世界時22日15時)には、C7.7のフレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 太陽の向こう側で起きた現象なので、 フレアの実際の規模はより大きかったと思われます。 そして、このフレアに伴って、 CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。 SOHO衛星LASCO C2の動画では、 左下に向かってガスが噴き上がっています。 この動画では、右下に向かって別のCMEが飛び出しています。 噴き出すガスの姿がダイナミックです。 こちらのCMEは、 太陽の裏側で発生したフィラメント噴出によるものです。 どちらのCMEも、地球への影響はありません。 東端の活動領域は、明日にも姿を見せるかもしれません。 太陽の東端の向こう側で発生したC7.7のフレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C2カメラによる、太陽の東端から噴出するCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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