宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
今日、C7.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/23 00:20 C7.5
2/22 --- ---
2/21 20:03 C1.9

黒点  2/23 (NOAA)
磁場 フレア
1977 1 α ---
1981 17 β ---
1982 57 βγ C2
1983 3 β ---
1985 2 β ---
1986 8 β ---
1987 8 βγ ---
1988 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 491 +4.2
-2 h 442 -1.5
-4 h 435 -0.2
-6 h 436 -3.7
-8 h 455 -0.8
-10 h 454 +0.5
-12 h 426 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
2/23 0.3 7x10^3
2/22 0.4 8x10^3
2/21 3.2 2x10^3
2/20 22.3 6x10^1
2/19 2.5 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 2/18 15:07 太陽でCMEが発生し、地球へ向かっている様です。太陽風は平均的な状態です。
2014/ 2/19 12:36 太陽風の乱れが到来して、磁場が南向きに振れています。オーロラの活動が高まりそうです。
2014/ 2/20 12:20 太陽風の次の擾乱が到来しました。再び磁気圏活動が強まりそうです。ロフォーテン諸島のオーロラをどうぞ。
2014/ 2/21 13:12 太陽風の乱れは終わりつつあります。アメリカとニュージーランドのオーロラ写真をどうぞ。
2014/ 2/22 13:23 太陽風はやや高速です。ムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。
最新のニュース

2014/ 2/23 13:16 更新
太陽風は高速になっています。太陽の東端の向こう側でフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風は、昨日から440km/秒とやや高速の状態が続いていますが、
先ほど、23日11時半(世界時23日2時半)に
小さい速度の変化が到来して、490km/秒へ上がっています。

磁場強度は、5nTでほぼ安定していて、
現在は、6nTに少しだけ上がっています。

磁場の南北成分は、
-1〜-2nT程度の弱い南向きが続いていました。
このため、AE指数のグラフでは、
300nTくらいの小規模の変化が度々発生しています。

そして、速度の変化以降、
南北成分は北向きに振れています。
この状況が続くと、磁気圏の弱い活動はなくなるでしょう。


太陽は、中央部で1982、1981黒点群がとても目立っています。
活動は穏やかで、C1.7の小さいフレアが起きた程度です。

一方、東端の向こう側で活動が続いています。
23日0時(世界時22日15時)には、C7.7のフレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。
太陽の向こう側で起きた現象なので、
フレアの実際の規模はより大きかったと思われます。

そして、このフレアに伴って、
CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C2の動画では、
左下に向かってガスが噴き上がっています。

この動画では、右下に向かって別のCMEが飛び出しています。
噴き出すガスの姿がダイナミックです。
こちらのCMEは、
太陽の裏側で発生したフィラメント噴出によるものです。

どちらのCMEも、地球への影響はありません。
東端の活動領域は、明日にも姿を見せるかもしれません。




太陽の東端の向こう側で発生したC7.7のフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C2カメラによる、太陽の東端から噴出するCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。