宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/19 12:36 更新 太陽風の乱れが到来して、磁場が南向きに振れています。オーロラの活動が高まりそうです。 担当 篠原 太陽風の乱れが到来して、磁場が南向きに強まっています。 その影響で、磁気圏の活動も高まっています。 19日0時(世界時18日15時)頃から、 太陽風の磁場強度がやや強まって、8nTに高まりました。 それと共に、磁場の南北成分が南向きに振れる様になり、 19日2時(世界時18日17時)頃に-5nTを越え、 その後-8nTまで強まりました。 太陽風の速度は、400kkm/秒付近で安定しています。 この状態は、半日ほど経過した現在も続いています。 太陽から磁場のかたまりが流れてきた様です。 この影響で、オーロラの活動度を表すAE指数も変化が高まり。 600〜700nTの中規模の変化が数時間にわたって続いています。 そして、ちょうど今、 19日12時(世界時19日3時)に、次の太陽風の乱れが到来した様です。 速度が480km/秒とやや高速の状態に高まり、 磁場強度は15nTに強まっています。 磁場の南北成分も南向きに強まっていて、-15nTに振れています。 従って、これから磁気圏の活動度は更に高まりそうです。 太陽風の変化がどの程度継続するかによりますが、 激しいオーロラの活動が見られる可能性があります。 太陽風のデータや、ライブカメラに注目して下さい。 太陽は、東端の1982黒点群で、 C1〜3の小規模フレアが数回発生しています。 近くでは、新しい黒点群が現れています。 また、東の端の向こう側にも別の活動的な領域があるようで、 東端周辺の活動に注目して下さい。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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