宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:07)
今日、C4.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/18 10:26 C4.7
00:28 C2.4
2/17 22:55 C2.0
17:02 C2.0
11:46 C6.6
2/16 22:48 C3.4
18:20 M1.2
11:46 C2.3
11:05 C2.4

黒点  2/18 (NOAA)
磁場 フレア
1974 11 βγδ C2
1976 1 α C5
1977 22 βγ M1
1980 1 α C2
1981 2 β ---
1982 4 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:56 387 +3.8
-2 h 364 +1.4
-4 h 366 +0.9
-6 h 363 -0.5
-8 h 375 -1.4
-10 h 384 +0.1
-12 h 406 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^0
2/18 0.3 2x10^1
2/17 0.3 2x10^1
2/16 0.4 1x10^3
2/15 0.5 1x10^3
2/14 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 2/13 13:31 1974黒点群で中規模フレアが続いています。CMEも発生しています。
2014/ 2/14 11:24 1974黒点群でフレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2014/ 2/15 13:41 太陽風は低速の状態が続いています。1974群のフレアも続いています。
2014/ 2/16 11:42 太陽風の乱れが昨夜到来しました。一時的に磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 2/17 13:22 1977黒点群でフレアが発生しています。太陽風の変化は終わりつつあります。
最新のニュース

2014/ 2/18 15:07 更新
太陽でCMEが発生し、地球へ向かっている様です。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

今朝、18日10時(世界時18日1時)に、
太陽の南東部(左下)で、
大規模なフィラメントの噴出が発生した様です。

SDO衛星AIA193による動画を掲載します。
太陽の中央から左下へぐるっと回るような大きさの
爆発現象が発生しています。

これによりCMEも発生していて、
SOHO衛星LASCO C3では、
太陽の左下方向が最も濃くなっていますが、
太陽全体を包む様に白いガスが広がっています。

このため、このコロナの噴出は、
地球方向にも向かっていると考えられます。
到来まで3日程度と考えると、21日頃になりそうです。


また、太陽では、東の端に1981、1982黒点群が現れています。
Cクラスの小さいフレアも起こしていて、
今後の活動に注目して下さい。


太陽風は、400〜370km/秒と平均的な速度で安定しています。
磁場強度も、4nTと平均的な状態です。

磁気圏は穏やかで、
AE指数は小規模の変化が1度起きている程度です。

27日前の前周期は、コロナホールの影響が始まった頃でした。
今回はどうなるのか、もうしばらく注目して下さい。




SDO衛星AIA131による、太陽の南東部で発生したフィラメント噴出。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3によるCMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。