宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:24)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、M3.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/14 06:28 C2.7
04:36 C6.6
00:46 M1.4
2/13 21:33 C3.0
19:29 C8.4
17:49 C4.2
17:04 M1.0
15:45 C3.6
14:48 M1.7
11:41 M1.0
11:13 C7.4
10:16 M1.8
09:35 C3.3
08:01 C5.9
07:14 C2.6
06:14 C5.9
04:37 C4.8
00:40 M2.1
2/12 21:25 C7.9
15:41 M2.3
12:52 M3.7
08:35 C6.0
07:03 C5.9
01:23 M1.8

黒点  2/14 (NOAA)
磁場 フレア
1971 3 β ---
1973 4 β C8
1974 47 βγδ M4
1976 15 βγ ---
1977 16 βγ C4
1978 12 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 338 +3.7
-2 h 339 +4.9
-4 h 335 +4.2
-6 h 344 +5.6
-8 h 343 +4.5
-10 h 361 +6.3
-12 h 361 +4.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -17 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
2/14 0.3 2x10^3
2/13 0.3 2x10^3
2/12 0.4 2x10^3
2/11 0.3 4x10^3
2/10 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 2/ 9 12:52 太陽風はやや高速の風が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
2014/ 2/10 12:28 太陽の東端で中規模フレアが発生しました。磁気圏の活動度が高まっています。
2014/ 2/11 12:06 500km/秒の高速風が続いています。太陽は比較的穏やかです。
2014/ 2/12 12:26 太陽中心の1974黒点群が発達しています。太陽風はやや高速です。
2014/ 2/13 13:31 1974黒点群で中規模フレアが続いています。CMEも発生しています。
最新のニュース

2014/ 2/14 11:24 更新
1974黒点群でフレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。

担当 篠原

1974黒点群の姿が変化しています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。
小さい黒点が飛び散ったように多数分布して、複雑な姿です。

1974群ではフレアの活動も続いていて、
昨日のニュース以降も、
M1.7、M1.0、M1.4と3回の中規模フレアや、
C8.4、C6.6などのCクラスフレアを起こしています。

引き続きフレアの発生に注目して下さい。


太陽風は、370km/秒から340km/秒へ速度が下がり、
より低速の風に変わっています。
磁場強度は6nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北向きが続いています。
このため磁気圏は静穏になっていて、
AE指数のグラフは全く変化していません。


昨日のニュースでお知らせした様に、
CMEによる太陽風の乱れが地球に近づいています。
今夜から明日にかけて到来する可能性があります。

速度の変化は、普通の高速風程度ではないか思いますが、
磁場が強まって、大きく南向きに振れると、
磁気圏活動が活発に発生します。
今後の太陽風データや、オーロラのライブカメラに注目して下さい。




1974黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)


1974黒点群の活発なフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。