宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
今日、C6.6の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/17 11:46 C6.6
2/16 22:48 C3.4
18:20 M1.2
11:46 C2.3
11:05 C2.4
2/15 14:48 C2.2
12:09 C2.3
02:18 C6.6
01:33 M1.0

黒点  2/17 (NOAA)
磁場 フレア
1973 2 α C2
1974 47 βγδ M1
1976 6 β ---
1977 30 βγ M1
1980 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 394 +1.7
-2 h 394 +2.0
-4 h 366 -0.7
-6 h 376 +0.0
-8 h 380 -0.8
-10 h 369 -2.6
-12 h 363 -4.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -24 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^0
2/17 0.2 2x10^1
2/16 0.4 1x10^3
2/15 0.5 1x10^3
2/14 0.4 2x10^3
2/13 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 2/12 12:26 太陽中心の1974黒点群が発達しています。太陽風はやや高速です。
2014/ 2/13 13:31 1974黒点群で中規模フレアが続いています。CMEも発生しています。
2014/ 2/14 11:24 1974黒点群でフレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2014/ 2/15 13:41 太陽風は低速の状態が続いています。1974群のフレアも続いています。
2014/ 2/16 11:42 太陽風の乱れが昨夜到来しました。一時的に磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2014/ 2/17 13:22 更新
1977黒点群でフレアが発生しています。太陽風の変化は終わりつつあります。

担当 篠原

太陽のフレア活動は、
西の1974黒点群から中央の1977黒点群へ移っています。

1977群では、昨日、16日18時(世界時16日9時)に
M1.1の中規模フレアが発生し、
その後、C3.やC1のフレアを3回ほど続け、
つい先ほど、17日12時(世界時17日3時)には、
C6.6と大きめの小規模フレアを起こしています。

また、昨夜、16日23時(世界時16日14時)には、
コロナガスの噴出も起こしています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

この噴出はCMEになっている可能性がありますが、
まだ、SOHO衛星やSTEREO衛星の写真で確認できません。

1977黒点群は、黒点としては縮小の傾向にありますが、
この後も活動に注目して下さい。


太陽風の速度は、400km/秒から370km/秒にかけて、
平均的な速さの範囲でゆっくりと変化しています。
一方、15nTに強まっていた磁場強度は、
ゆっくりと低下が続き、現在は7nTまで下がっています。

磁場の南北成分は、再び南向きに振れる時間帯が発生して、
-5nTを越えるくらいに強まりました。
このため、磁気圏の活動も再び活発化して、
AE指数で1200nTに達する大きな変動が起きています。
変化は500nTに下がりながら、6時間ほど続いています。

極域ではにぎやかなオーロラが見られたのではないでしょうか。


27日周期の図を見ると、前周期の1月22日に
小さい太陽風速度の高まりが発生しています。

これは、SDO衛星AIA131の太陽の北半球高緯度域に見えている
コロナホールの影響が到来したものです。
今回はこの変化はやって来るでしょうか。
回帰があるなら、今夜か明日くらいに始まりそうです。



1977黒点群の活動。SDO衛星AIA304による。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。