宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/17 13:22 更新 1977黒点群でフレアが発生しています。太陽風の変化は終わりつつあります。 担当 篠原 太陽のフレア活動は、 西の1974黒点群から中央の1977黒点群へ移っています。 1977群では、昨日、16日18時(世界時16日9時)に M1.1の中規模フレアが発生し、 その後、C3.やC1のフレアを3回ほど続け、 つい先ほど、17日12時(世界時17日3時)には、 C6.6と大きめの小規模フレアを起こしています。 また、昨夜、16日23時(世界時16日14時)には、 コロナガスの噴出も起こしています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 この噴出はCMEになっている可能性がありますが、 まだ、SOHO衛星やSTEREO衛星の写真で確認できません。 1977黒点群は、黒点としては縮小の傾向にありますが、 この後も活動に注目して下さい。 太陽風の速度は、400km/秒から370km/秒にかけて、 平均的な速さの範囲でゆっくりと変化しています。 一方、15nTに強まっていた磁場強度は、 ゆっくりと低下が続き、現在は7nTまで下がっています。 磁場の南北成分は、再び南向きに振れる時間帯が発生して、 -5nTを越えるくらいに強まりました。 このため、磁気圏の活動も再び活発化して、 AE指数で1200nTに達する大きな変動が起きています。 変化は500nTに下がりながら、6時間ほど続いています。 極域ではにぎやかなオーロラが見られたのではないでしょうか。 27日周期の図を見ると、前周期の1月22日に 小さい太陽風速度の高まりが発生しています。 これは、SDO衛星AIA131の太陽の北半球高緯度域に見えている コロナホールの影響が到来したものです。 今回はこの変化はやって来るでしょうか。 回帰があるなら、今夜か明日くらいに始まりそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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