宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/12 12:26 更新 太陽中心の1974黒点群が発達しています。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 太陽の中心にある1974黒点群が発達して、 小さい黒点が広く分布するようになっています。 この1日間の変化を、 SDO衛星可視光写真の動画で紹介します。 黒点の発達とともに、 1974群ではフレアの発生も増えています。 11日12時半(世界時11日3時半)にM1.7、 12日1時半(世界時11日16時半)にM1.8と2つの中規模フレアや、 C6からC8程度の大きめの小規模フレアを数回起こしています。 今後の活動に注目してください。 また、西に沈んでいった1967黒点群は その後も活動を起こしているようで、 SOHO衛星でCMEの噴出が観測されています。 地球への影響はありません。 太陽風は、速度が480km/秒から420km/秒へ一旦下がり、 再び450km/秒とやや高速の風にもどっています。 磁場強度は4〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、全体的に北寄りですが、 一時的に南向きに振れたところがあります。 磁気圏の活動もこの変化に対応して、 AE指数はほとんどの時間帯は静穏ですが、 図の後半に急に変化している時間帯があります。 太陽風は、穏やかな状態に向かっていると思われます。 これから次第に、 低速の風に変わっていくのではないでしょうか。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO LASCO C3カメラによる、太陽の西へ噴出するCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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