宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/11 12:06 更新 500km/秒の高速風が続いています。太陽は比較的穏やかです。 担当 篠原 昨日から480km/秒の高速状態が続いていた太陽風は、 今朝にかけてもう少し高まり、550km/秒に達しました。 その後少し下げて、現在は500km/秒の高速風です。 27日周期の図で27日前の様子と比較すると、 高速風の規模はだいぶ小さくなってしまいました。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 磁場の南北成分は、0nT付近から、時々南寄りに振れています。 速度が高まっていることもあり、 磁気圏では小中規模のオーロラ活動が発生しています。 AE指数のグラフは、300〜700nTの変化が4回ほど発生しています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に去り、 ほとんど見えなくなっています。 太陽風の高まりも終わりに近づいているでしょう。 この後はゆっくりと速度が下がり、 穏やかな風に戻っていくと思われます。 それとともに、磁気圏の変化も小さくなりそうです。 太陽は、1967黒点群が西に没して、完全に見えなくなりました。 一方、東の端からは1977黒点群が顔を出しています。 フレアの活動は、 C1〜2の小さいフレアが数回発生している程度です。 中央の1974群や東端の黒点群では小さい変化が続いていて、 今後変化が強まるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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