宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/10 12:28 更新 太陽の東端で中規模フレアが発生しました。磁気圏の活動度が高まっています。 担当 篠原 1967黒点群は、太陽の西の端に沈みかけていて、 掲載の可視光写真では、ぎりぎりに見えています。 1976群では、C3.4、C5.2の小規模フレアが発生しています。 一方、太陽の東端で、10日0時半(世界時9日15時半)に、 M1.0の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 この様子では、太陽の東端の向こう側で起きた様です。 可視光写真では東端近くに1976黒点群がありますが、 この向こうから新しく黒点群が現れるのかもしれません。 M1.0のフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。 SOHO衛星LASCO C3の動画を掲載します。 太陽の左端から丸く膨らんでいく様子が良く見えています。 地球へ影響は及ばないでしょう。 太陽風は、昨日のニュースの後に、 速度が400km/秒に下がりました。 しかし、その後再び上昇して、 今日の未明からは480km/秒と再び高速の風になっています。 コロナホールと関係した変化かもしれません。 磁場の南北成分は、 グラフのほとんどの時間帯で南を向いています。 このため、磁気圏の活動度は高まり、 AE指数のグラフでは500nTから1200nTに達する活発な変化が 長時間にわたって発生しています。 極域ではにぎやかなオーロラの活動を 見ることができたのではないでしょうか。 極地研究所の全天カメラでは、天候が悪く、 雲越しのオーロラ写真になっていました。 ちょっと残念です。 太陽風磁場の南向きは現在も続いていて、 オーロラ活動の高まりも続きそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) M1.0のフレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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