宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/ 7 12:02 更新 1967黒点群の活動は弱まって来ました。太陽風は低速です。 担当 篠原 1967黒点群は次第に縮小しています。 拡大写真では、間にあった小さい黒点が 更に少なくなっています。 フレアの発生も減っていて、 今朝、7日8時(世界時6日23時)にM1.5の中規模フレアを起こしていますが、 その他は、C2〜C4の小規模フレアを4回起こしている程度です。 一方、北側の1968黒点群は、この数日発達が目立っていて、 C5.4、C7.0などの小規模フレアを起こしています。 太陽の東側では、1973群や1974群、 さらにその向こう側の領域などで 小さい活動が見られます。 今後はこちらに注目が移るかもしれません。 太陽風は、速度は400km/秒から350km/秒へ次第に下がり、 低速の風に戻っています。 8nTにやや強まっていた磁場強度は、6nTに下がり、 平均的な状態に戻りつつあります。 昨日のニュースの後から、磁場の南北成分が南向きに振れて、 -4nTくらいの南向きが半日ほど続きました。 このため、磁気圏の活動度もある程度高まって、 AE指数では、500nTの中規模の変動が 数時間にわたって発生しています。 この変化の高まりよりも少し後の時間帯になりますが、 ノルウェー・スバールバル島のオーロラの様子を、 全天カメラの動画で紹介します。 明るい月と雲のため、邪魔されながらの鑑賞ですが、 南側のやや低い空にオーロラの輝きが続いています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールは次第に西側に移動して、 高速太陽風到来の目安の位置に近づいています。 明日以降は、太陽風の変化に注目して下さい。 (c) SDO (NASA) ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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