宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:02)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M1.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 7 09:13 C4.3
07:40 M1.5
2/ 6 23:26 C4.0
20:45 C3.0
14:28 C3.0
13:13 C7.0
11:37 C3.4
09:16 C5.2
07:43 C3.2
04:52 C4.9
03:31 C8.7
01:11 M1.3
00:51 C3.0
2/ 5 23:25 C3.3
21:26 C5.2
20:03 C3.3
19:18 C4.4
18:19 C3.7
16:33 C3.6
14:30 C3.9
12:26 C3.6
11:48 C2.9
08:26 C3.8
07:37 C7.5
06:57 C6.5
06:14 C5.5
05:14 C4.4
04:31 C5.4
01:00 M1.5
00:22 M1.2

黒点  2/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1967 51 βγδ M2
1968 57 βγ C8
1970 4 α ---
1971 20 β ---
1972 2 β C4
1973 6 β ---
1974 13 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 357 -0.4
-2 h 355 -0.1
-4 h 368 +0.4
-6 h 373 +0.1
-8 h 369 +0.2
-10 h 384 -0.4
-12 h 402 -3.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -25 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^0
2/ 7 0.3 1x10^1
2/ 6 0.3 1x10^1
2/ 5 0.3 1x10^1
2/ 4 0.3 2x10^1
2/ 3 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 2/ 2 13:28 1967黒点群は大きな姿を保っています。太陽風の乱れはまだ到来していません。
2014/ 2/ 3 12:02 太陽風の小規模の変動が到来しました。太陽は中規模フレアが連続的に発生しています。
2014/ 2/ 4 13:36 1967黒点群の規模は大きく、Mクラスフレアも発生しています。
2014/ 2/ 5 12:27 1967黒点群の活動は続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 2/ 6 10:03 1月の黒点数は82.0でした。太陽ではフレアが続いていますが、勢いは弱まりつつあります。
最新のニュース

2014/ 2/ 7 12:02 更新
1967黒点群の活動は弱まって来ました。太陽風は低速です。

担当 篠原

1967黒点群は次第に縮小しています。
拡大写真では、間にあった小さい黒点が
更に少なくなっています。

フレアの発生も減っていて、
今朝、7日8時(世界時6日23時)にM1.5の中規模フレアを起こしていますが、
その他は、C2〜C4の小規模フレアを4回起こしている程度です。

一方、北側の1968黒点群は、この数日発達が目立っていて、
C5.4、C7.0などの小規模フレアを起こしています。

太陽の東側では、1973群や1974群、
さらにその向こう側の領域などで
小さい活動が見られます。
今後はこちらに注目が移るかもしれません。


太陽風は、速度は400km/秒から350km/秒へ次第に下がり、
低速の風に戻っています。
8nTにやや強まっていた磁場強度は、6nTに下がり、
平均的な状態に戻りつつあります。

昨日のニュースの後から、磁場の南北成分が南向きに振れて、
-4nTくらいの南向きが半日ほど続きました。

このため、磁気圏の活動度もある程度高まって、
AE指数では、500nTの中規模の変動が
数時間にわたって発生しています。

この変化の高まりよりも少し後の時間帯になりますが、
ノルウェー・スバールバル島のオーロラの様子を、
全天カメラの動画で紹介します。

明るい月と雲のため、邪魔されながらの鑑賞ですが、
南側のやや低い空にオーロラの輝きが続いています。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは次第に西側に移動して、
高速太陽風到来の目安の位置に近づいています。
明日以降は、太陽風の変化に注目して下さい。



SDO衛星による1967黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)


ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。