宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:27)
今日、M1.5の中規模フレアが発生しました。
また、M5.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 5 11:48 C2.9
08:26 C3.8
07:37 C7.5
06:57 C6.5
06:14 C5.5
05:14 C4.4
04:31 C5.4
01:00 M1.5
00:22 M1.2
2/ 4 23:30 C6.5
22:34 C7.7
21:15 C5.9
20:34 C3.7
18:37 M1.4
18:15 C7.4
14:45 C3.3
12:56 M5.2
11:41 M1.2
09:18 M3.8
07:30 C7.8
07:00 C4.9
04:28 C6.9
02:53 C4.5
00:40 C4.6
2/ 3 22:21 C6.5
21:38 C7.9
19:57 C4.4
17:11 C9.0
15:18 C5.7
14:30 C4.9
13:43 C4.8
11:01 C2.8
09:37 C3.7
07:27 C8.4
07:00 M1.3
06:24 M1.1
05:02 C4.6
03:06 M3.1
01:10 M1.0

黒点  2/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1967 73 βγδ M5
1968 49 βγ M4
1969 4 β ---
1970 4 β ---
1971 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 345 +6.8
-2 h 373 +5.8
-4 h 362 +5.5
-6 h 361 +6.3
-8 h 351 +5.8
-10 h 346 +4.8
-12 h 346 +3.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -8 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^0
2/ 5 0.3 1x10^1
2/ 4 0.3 2x10^1
2/ 3 0.3 3x10^1
2/ 2 0.3 4x10^1
2/ 1 0.4 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/31 13:16 1967黒点群でM6.6の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。
2014/ 2/ 1 13:15 1967、1968黒点群でフレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2014/ 2/ 2 13:28 1967黒点群は大きな姿を保っています。太陽風の乱れはまだ到来していません。
2014/ 2/ 3 12:02 太陽風の小規模の変動が到来しました。太陽は中規模フレアが連続的に発生しています。
2014/ 2/ 4 13:36 1967黒点群の規模は大きく、Mクラスフレアも発生しています。
最新のニュース

2014/ 2/ 5 12:27 更新
1967黒点群の活動は続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

1967黒点群は、ふたつの大きな黒点が接近する一方、
右側に分布していた小さい黒点は減るなど、
少しずつ姿を変えています。

フレアの活動は、
4日18時半(世界時4日9時半)にM1.4、
5日0時半(世界時4日15時半)にM1.5の2つの中規模フレアと、
Cクラスの小規模フレアを6回ほど起こしています。

活発な活動は続いていて、引き続き注意が必要でしょう。


太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています(ACEの図の黄色線)。
磁場強度(白線)は、昨日のニュースの後より、
8〜10nTと強まった状態が続いています。

27日周期の図を見ると、
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界の到来だった様です。
(「T」から「A」に切り替わっている)
境界通過後、太陽風磁場の様子が変化した様です。

太陽風磁場の南北成分(ACEの図の赤線)は、北寄りの傾向になり、
磁気圏は静穏です。
AE指数のグラフは、ほとんど変化していません。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球の高緯度域から赤道にかけて縦に伸びるコロナホールが、
ちょうど太陽の中心に達しています。

このため、3日後くらいから高速の太陽風が始まる可能性があります。
2月8日か9日以降、太陽風が強まり、
オーロラの活動を高めるなどの変化が発生するかもしれません。



SDO衛星による1967黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。