宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:36)
今日、M5.2の中規模フレアが発生しました。
また、M4.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 4 12:56 M5.2
11:41 M1.2
09:18 M3.8
07:30 C7.8
07:00 C4.9
04:28 C6.9
02:53 C4.5
00:40 C4.6
2/ 3 22:21 C6.5
21:38 C7.9
19:57 C4.4
17:11 C9.0
15:18 C5.7
14:30 C4.9
13:43 C4.8
11:01 C2.8
09:37 C3.7
07:27 C8.4
07:00 M1.3
06:24 M1.1
05:02 C4.6
03:06 M3.1
01:10 M1.0
2/ 2 23:33 C7.0
23:02 M1.3
20:45 C9.7
20:22 C3.6
18:23 M4.4
17:14 M2.2
16:17 C8.8
15:24 M2.6
15:01 C7.5
14:26 C5.0
13:58 C3.3
13:09 C3.3
11:35 C3.3
10:06 C6.5
07:54 C2.7
05:37 C3.4
00:58 C2.3

黒点  2/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1967 88 βγδ M4
1968 33 βγ M3
1969 3 β ---
1970 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 355 +2.2
-2 h 352 -2.3
-4 h 341 -2.1
-6 h 342 -1.5
-8 h 346 -1.2
-10 h 351 +3.2
-12 h 355 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -9 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^0
2/ 4 0.3 2x10^1
2/ 3 0.3 3x10^1
2/ 2 0.3 4x10^1
2/ 1 0.4 5x10^1
1/31 0.4 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/30 12:52 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風速度の高まりは終わりました。
2014/ 1/31 13:16 1967黒点群でM6.6の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。
2014/ 2/ 1 13:15 1967、1968黒点群でフレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
2014/ 2/ 2 13:28 1967黒点群は大きな姿を保っています。太陽風の乱れはまだ到来していません。
2014/ 2/ 3 12:02 太陽風の小規模の変動が到来しました。太陽は中規模フレアが連続的に発生しています。
最新のニュース

2014/ 2/ 4 13:36 更新
1967黒点群の規模は大きく、Mクラスフレアも発生しています。

担当 篠原

1967黒点群の活発な活動が続いています。
昨日のニュース以降も、C9.0、C7.9などを含めて、
Cクラスの小規模フレアが8回発生し、
今朝からは、4日1時(世界時4日1時)にM3.8、
4日12時(世界時4日3時)にM1.2、
4日13時(世界時4日4時)にM5.2と、
Mクラスの中規模フレアを連発しています。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
1967群周辺の活発な活動の様子と、
動画の最後にMクラスフレアの輝きが
連続的に発生しています。

1967群は現在も大きな姿を保っています。
引き続き、MクラスやXクラスフレアへの注意が必要でしょう。


太陽は、速度は400km/秒から350km/秒へ、
磁場強度は7nTから5nTへ下がり、
それぞれ穏やかです。

磁気圏も概ね静穏で、
AE指数は小規模の変化が2回記録されている程度です。


太陽風は、このまま穏やかに推移すると思われます。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
太陽の東側に縦にコロナホールが伸びています。
4〜5日後くらいにこの領域の影響が到来しそうです。




SDO衛星による1967黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星AIA131による、1967黒点群のフレア活動の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。