宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:28)
今日、C6.5の小規模フレアが発生しました。
また、M6.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 2 13:09 C3.3
11:35 C3.3
10:06 C6.5
07:54 C2.7
05:37 C3.4
00:58 C2.3
2/ 1 22:50 C3.9
21:29 C3.6
19:42 C3.5
16:14 M3.0
14:41 C5.5
10:13 M1.0
08:58 C6.3
06:26 C2.7
01:51 C4.1
00:31 M1.1
1/31 19:40 C2.4
16:34 C2.3
13:45 C3.4
07:45 C4.8
00:39 M6.6

黒点  2/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1967 86 βγδ M7
1968 28 βγ M1
1969 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 380 +2.7
-2 h 361 -0.7
-4 h 358 -1.3
-6 h 356 -2.8
-8 h 360 -4.7
-10 h 350 -2.7
-12 h 343 -2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -10 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
2/ 2 0.3 4x10^1
2/ 1 0.4 5x10^1
1/31 0.4 5x10^1
1/30 0.3 4x10^1
1/29 0.3 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/28 12:56 太陽の東端から黒点群が現れ、M4.9の中規模フレアが発生しました。
2014/ 1/29 12:47 1967黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速です。
2014/ 1/30 12:52 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風速度の高まりは終わりました。
2014/ 1/31 13:16 1967黒点群でM6.6の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。
2014/ 2/ 1 13:15 1967、1968黒点群でフレアが続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。
最新のニュース

2014/ 2/ 2 13:28 更新
1967黒点群は大きな姿を保っています。太陽風の乱れはまだ到来していません。

担当 篠原

1967黒点群は、
今日も肉眼で見つけられる大きさになっています。

拡大写真を見ると、黒点群の右側の変化が目立ちます。
昨日は、黒点が点々と分布していましたが、
今日は、筋状に長く繋がって見えます。

フレア活動としては、
昨日の午後、1日16時半(世界時1日7時半)のM3.0や、
C2〜4の小規模フレアを7回ほど起こしています。

1967黒点群は、引き続き活発な活動を続けそうです。
肉眼黒点としても目立っているので、
日食メガネなどを使って、観測してみて下さい。

また、北側の1968黒点群でも
C6.5の小規模フレアが発生しています。
黒点も増えているようで、
こちらの活動にも注目して下さい。


太陽風は、昨日のニュース以降、
速度が300km/秒から370km/秒へゆっくりと上昇して、
やや低速の状態に変わっています。
磁場強度は、5nTト平均的な値で安定しています。

しかし、CMEによる太陽風の乱れはまだ到来していません。
フレアは31日1時(世界時30日16時)に発生して、
現在、2日半ほど経過していることになり、
そろそろやって来てもよさそうです。
引き続き、明日の朝にかけて、
太陽風の変化に注目して下さい。


太陽風磁場の南北成分は、
今日に入ったころから南寄りになっています。
そのため、磁気圏の活動度もある程度高まっいて、
AE指数の図は、中盤以降200〜300nTの小規模の変化が続いています。

このうち、世界時1日20〜21時頃に
ノルウェー・トロムソで見られたオーロラの様子を、
全天カメラの動画で紹介します。
長い時間にわたって、オーロラの輝きが空を覆っています。

今後、太陽風の擾乱がやって来た場合も、
太陽風の磁場が南に大きく振れると、
オーロラの活動は更に激しくなる可能性が高まります。



SDO衛星による1967黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)


ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された活発なオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。