宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 2/ 2 13:28 更新 1967黒点群は大きな姿を保っています。太陽風の乱れはまだ到来していません。 担当 篠原 1967黒点群は、 今日も肉眼で見つけられる大きさになっています。 拡大写真を見ると、黒点群の右側の変化が目立ちます。 昨日は、黒点が点々と分布していましたが、 今日は、筋状に長く繋がって見えます。 フレア活動としては、 昨日の午後、1日16時半(世界時1日7時半)のM3.0や、 C2〜4の小規模フレアを7回ほど起こしています。 1967黒点群は、引き続き活発な活動を続けそうです。 肉眼黒点としても目立っているので、 日食メガネなどを使って、観測してみて下さい。 また、北側の1968黒点群でも C6.5の小規模フレアが発生しています。 黒点も増えているようで、 こちらの活動にも注目して下さい。 太陽風は、昨日のニュース以降、 速度が300km/秒から370km/秒へゆっくりと上昇して、 やや低速の状態に変わっています。 磁場強度は、5nTト平均的な値で安定しています。 しかし、CMEによる太陽風の乱れはまだ到来していません。 フレアは31日1時(世界時30日16時)に発生して、 現在、2日半ほど経過していることになり、 そろそろやって来てもよさそうです。 引き続き、明日の朝にかけて、 太陽風の変化に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 今日に入ったころから南寄りになっています。 そのため、磁気圏の活動度もある程度高まっいて、 AE指数の図は、中盤以降200〜300nTの小規模の変化が続いています。 このうち、世界時1日20〜21時頃に ノルウェー・トロムソで見られたオーロラの様子を、 全天カメラの動画で紹介します。 長い時間にわたって、オーロラの輝きが空を覆っています。 今後、太陽風の擾乱がやって来た場合も、 太陽風の磁場が南に大きく振れると、 オーロラの活動は更に激しくなる可能性が高まります。 (c) SDO (NASA) ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された活発なオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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