宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 1/30 12:52 更新 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風速度の高まりは終わりました。 担当 篠原 1967黒点群を中心に、 太陽ではフレアの活動が続いています。 昨日のニュース以降では、 29日13時(世界時29日4時)のC7.3、 29日23時(世界時29日14時)のC7.0などが最大で、 この他に、C1〜4の小規模フレアが9回程度発生しています。 1967黒点群は磁場の構造も「βγδ」と複雑になっていて、 大きいエネルギーを蓄えている可能性があります。 今後もMクラスなどのフレアを起こすかもしれません。 太陽風の速度は、 昨日いっぱい470km/秒とやや高い速度が続きましたが、 その後、低下を始め、 現在は380km/秒と低速の風に変わりつつあります。 27日周期の図を見ると、 今回の太陽風速度の高まりは1日程度しか続かず、 規模はだいぶ小さくなってしまいました。 磁場強度も10nTから5nTへ下がり、 平均的な強さに戻っています。 磁場の南北成分は、北や南に変動していて、 オーロラの活動もある程度続いています。 AE指数は300nTの小規模の変化が度々発生しています。 このグラフの最後の頃にあたりますが、 世界時30日3時頃のノルウェー・トロムソの オーロラの様子を紹介します。 今後、太陽風は低速の風になり、穏やかな状態が続きそうです。 太陽のフレアが活発になっているので、 CMEなどの突発的な現象が発生して、 太陽風の擾乱が急に到来する可能性があります。 SDO衛星による1967黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA) ノルウェー・トロムソの全天カメラによるオーロラの様子。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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