宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 1/27 12:26 更新 太陽の東端でMクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の東端が騒がしくなってきました。 26日に東端の北寄りでC3.2、C1.5の小規模フレアが発生し、 今朝、27日10時(世界時27日1時)にM1.0、 続いて、27日11時(世界時27日2時)にM1.1 と2つの中規模フレアが、東端の南寄りで発生しました。 SDO衛星AIA131による、 2つのMクラスフレアの動画を掲載します。 東端の向こう側に活動的な領域が広がっている様です。 緯度に多少ずれがありますが、出現のタイミングとしては、 今月初めに大きな姿を見せていた1944黒点群の回帰の様です。 STEREO Behind衛星のEUVI195の動画で、 1月18日以降、この活動領域が太陽の向こう側を 回っていた様子をご覧下さい。 初めに太陽の左下端で活発に活動していた領域が、 次第に右に移動して、右下端に達しています。 この後、太陽のこちら側に回り込みます。 現在はどの様な黒点が分布しているのか、 今後の太陽可視光写真に注目して下さい。 太陽風は、360〜370km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度も、4nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、北寄りになったり、南寄りになったり、 はっきりと分かれるような変化をしています。 南寄りになった頃に磁気圏の活動度もやや上がっていて、 AE指数には、300nTくらいの小規模の活動が発生しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は、1月1日以降、高速の状態に変わっていました。 しかし、この高速風の原因となったコロナホールが、 現在の太陽では見えなくなっています。 太陽風も低速の風に変わっているのか、 高速風がいくらか残っているのか、 明日以降の太陽風に注目して下さい。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) STEREO Behind衛星EUVI195による、1月18日以降の太陽の裏側の様子。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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