宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
今日、M4.9の中規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/28 12:07 C3.3
09:31 C7.6
07:04 M4.9
05:29 C5.0
04:04 C8.0
1/27 20:06 C2.7
17:06 C6.0
14:19 C2.3
13:09 C3.3
11:01 M1.1
10:03 M1.0
1/26 19:05 C6.1
14:52 C3.2

黒点  1/28 (NOAA)
磁場 フレア
1959 5 β ---
1960 4 β C6
1965 1 α ---
1967 1 β M5
1968 1 β C6

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 314 -1.1
-2 h 319 +0.6
-4 h 307 +2.1
-6 h 326 +4.5
-8 h 324 -1.9
-10 h 329 -1.0
-12 h 332 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
1/28 0.3 6x10^1
1/27 0.4 6x10^1
1/26 0.3 3x10^1
1/25 0.3 1x10^2
1/24 0.3 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/23 13:12 高速太陽風は600km/秒近くまで高まりました。現在は速度が下がりつつあります。
2014/ 1/24 12:41 太陽風はやや低速の風になっています。太陽も穏やかです。
2014/ 1/25 10:51 太陽風はやや低速で穏やかです。磁場が南に振れていてオーロラ活動が見られるかもしれません。
2014/ 1/26 10:48 太陽風磁場が南寄りに振れて、オーロラの活動がある程度高まっています。
2014/ 1/27 12:26 太陽の東端でMクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2014/ 1/28 12:56 更新
太陽の東端から黒点群が現れ、M4.9の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽の東端の南側で、今朝、28日7時(世界時27日22時)に、
M4.9の中規模フレアが発生しました。
ここは、昨日もMクラスのフレアを2回起こした領域です。
M4.9に先だって、
C8.0、C5.3などの小規模フレアも起こしています。

可視光写真を見ると、
東端から新しい黒点群が南北両半球に出現しています。
南側は1967黒点群、北側は1968黒点群と
それぞれ番号が付けられています。

南側の1967群は、
1周期前の1944黒点群が太陽の裏側を回って戻ってきた様です。
1月2日のニュースの黒点の写真を見ると、
今日とそっくりです。
前回は肉眼で見える大きさになっていましたが、
現在はどうでしょうか。

北側の1967群も活動度はある程度高い様で、
昨日の午後にC6.0、C2.6などのフレアを起こしています。

両黒点群の活動に対して、引き続き注目して下さい。


太陽風は、速度が一段と下がって、
310km/秒とかなり低速の風になっています。
磁場強度は5nTと平均的な状態です。

磁場は比較的南寄りの傾向が見られ、
磁気圏でも小規模の活動が発生している様です。
AE指数は小さい変化が度々起きています。

今回の太陽風は、このまま低速で推移するのでしょうか。



SDO衛星AIA131による、太陽の東端で発生したM4.9フレア。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東端の南北に現れた黒点群。SDO衛星の可視光写真より。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。