宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 1/28 12:56 更新 太陽の東端から黒点群が現れ、M4.9の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽の東端の南側で、今朝、28日7時(世界時27日22時)に、 M4.9の中規模フレアが発生しました。 ここは、昨日もMクラスのフレアを2回起こした領域です。 M4.9に先だって、 C8.0、C5.3などの小規模フレアも起こしています。 可視光写真を見ると、 東端から新しい黒点群が南北両半球に出現しています。 南側は1967黒点群、北側は1968黒点群と それぞれ番号が付けられています。 南側の1967群は、 1周期前の1944黒点群が太陽の裏側を回って戻ってきた様です。 1月2日のニュースの黒点の写真を見ると、 今日とそっくりです。 前回は肉眼で見える大きさになっていましたが、 現在はどうでしょうか。 北側の1967群も活動度はある程度高い様で、 昨日の午後にC6.0、C2.6などのフレアを起こしています。 両黒点群の活動に対して、引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度が一段と下がって、 310km/秒とかなり低速の風になっています。 磁場強度は5nTと平均的な状態です。 磁場は比較的南寄りの傾向が見られ、 磁気圏でも小規模の活動が発生している様です。 AE指数は小さい変化が度々起きています。 今回の太陽風は、このまま低速で推移するのでしょうか。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端の南北に現れた黒点群。SDO衛星の可視光写真より。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |