宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:47)
今日、M4.9の中規模フレアが発生しました。
また、M4.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/29 12:31 C4.2
12:03 C4.2
09:41 C4.1
07:03 M2.6
05:57 C7.7
05:40 C7.4
04:00 M4.9
01:23 C8.5
00:23 M3.5
1/28 23:49 C4.2
23:26 C3.6
21:37 M1.3
21:18 C8.3
20:33 M1.4
16:22 M3.6
14:24 C9.2
13:01 M1.5
12:07 C3.3
09:31 C7.6
07:04 M4.9
05:29 C5.0
04:04 C8.0
1/27 20:06 C2.7
17:06 C6.0
14:19 C2.3
13:09 C3.3
11:01 M1.1
10:03 M1.0

黒点  1/29 (NOAA)
磁場 フレア
1959 6 β ---
1960 6 β C2
1967 13 βγ M5
1968 5 β C9

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 456 +0.7
-2 h 443 +4.0
-4 h 433 +3.2
-6 h 407 -1.1
-8 h 341 -1.8
-10 h 348 -5.2
-12 h 352 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
1/29 0.2 5x10^1
1/28 0.4 6x10^1
1/27 0.4 6x10^1
1/26 0.3 3x10^1
1/25 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/24 12:41 太陽風はやや低速の風になっています。太陽も穏やかです。
2014/ 1/25 10:51 太陽風はやや低速で穏やかです。磁場が南に振れていてオーロラ活動が見られるかもしれません。
2014/ 1/26 10:48 太陽風磁場が南寄りに振れて、オーロラの活動がある程度高まっています。
2014/ 1/27 12:26 太陽の東端でMクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速です。
2014/ 1/28 12:56 太陽の東端から黒点群が現れ、M4.9の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2014/ 1/29 12:47 更新
1967黒点群でMクラスのフレアが続いています。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

いよいよ1967黒点群が全体の姿を現しました。
27日前とも比べられそうな大きさを保っています。

肉眼で見つけられるか日食メガネを使って試してみたのですが、
まだ端に近すぎて、よく分かりませんでした。
明後日くらいになると、見つけられるかもしれません。

この1967黒点群で、活発にフレアの発生が続いています
昨日の昼以降も、M1.5、M3.6、M1.4、M1.3、M4.9、M2.6と、
Mクラスの中規模フレアが6回発生しています。
活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

今後も活発に活動が続く可能性があり、注目して下さい。


太陽風は、速度が上がってやや高速の風に変わっています。

昨夜、28日22時(世界時28日13時)頃から
太陽風の磁場強度が高まり始め、
10nTを越えるくらいになりました。
速度も、今朝、29日6時(世界時28日21時)頃に400km/秒に急に上がり、
その後もゆっくりと変化して、
現在は470km/秒とやや高速の状態に上がっています。

27日周期の図で前周期に見られた高速風の領域が、
ある程度残っていた様です。
太陽風の磁場強度は現在も7nTとやや強まったままで、
速度はもう一段高まるかもしれません。


太陽風の強まりとともに、
オーロラの活動もやや高まっています。
AE指数のグラフは、200〜400nTと小規模の変化が続いています。
極域ではオーロラの活動も見られているようです。




太陽の東端に現れた1967黒点群のSDO衛星による拡大写真。
(c) SDO (NASA)


1967黒点群で活発に発生しているフレアの様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。