宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:19)
今日、C3.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/21 06:54 C3.6
1/20 15:22 C2.8
11:09 C3.4
1/19 15:49 C2.7
04:24 C2.3

黒点  1/21 (NOAA)
磁場 フレア
1949 2 α ---
1952 1 α ---
1955 1 α ---
1957 8 β ---
1958 1 β ---
1959 7 βγ C3
1960 1 α ---
1961 6 β ---
1962 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 352 +0.4
-2 h 346 +4.3
-4 h 340 +1.3
-6 h 326 +1.4
-8 h 324 -0.9
-10 h 303 -1.2
-12 h 295 -2.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -4 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
1/21 0.2 3x10^2
1/20 0.4 4x10^2
1/19 0.3 9x10^2
1/18 0.4 5x10^2
1/17 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/16 10:03 高速風は終わり、太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も穏やかです。
2014/ 1/17 12:49 太陽風は低速風になりつつあります。太陽の東端で小規模フレアが起きました。
2014/ 1/18 10:21 太陽の南東端でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2014/ 1/19 11:01 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 1/20 11:49 フレアの発生は少なくなっています。太陽風の速度は280km/秒まで下がりました。
最新のニュース

2014/ 1/21 13:19 更新
太陽の東側でCクラスフレアが起きています。太陽風は低速の状態です。

担当 篠原

太陽の東側で、Cクラスのフレアがぽつぽつと発生しています。

南東の1959黒点群では、
昨日のニュースの時のC3.4に続いて、C1.4、C2.8が発生し、
その後、東端から新しい活動領域が現れ、
その辺りで、長い時間変化が続くC3.6のフレアが起きています。

新しく現れたこの領域には、小さい黒点いくつも見られ、
どの程度の活動度を持っているのか注目して下さい。


太陽風は低速の風が続いていますが、
300km/秒に下がっていた速度は、
21日3時(世界時20日18時)頃から少し上がり、
350km/秒にやや戻しています。

磁場強度も7nTにやや強まっていて、
太陽風の弱い変化が到来している様です。


太陽風磁場の南北成分は、比較的南寄りで推移しています。
速度がかなり遅いため変化は小さいですが、
AE指数には多少の変動も見られています。

この中で、トロムソで世界時21日1時頃に見られたオーロラの活動を
全天カメラの動画で紹介します。
AE指数のグラフではとても小さな変化しか現れていませんが、
なかなかきれいなオーロラの輝きが撮影されています。


SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールはだいぶ西側に移動しています。
この領域の影響が到来するのであれば、
今日、明日くらいになりそうです。
一方、27日周期の図を見ると、前周期の太陽風に目立った変化はなく、
今回も同様に低速の太陽風が静かに続くかもしれません。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影されたオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。