宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 1/21 13:19 更新 太陽の東側でCクラスフレアが起きています。太陽風は低速の状態です。 担当 篠原 太陽の東側で、Cクラスのフレアがぽつぽつと発生しています。 南東の1959黒点群では、 昨日のニュースの時のC3.4に続いて、C1.4、C2.8が発生し、 その後、東端から新しい活動領域が現れ、 その辺りで、長い時間変化が続くC3.6のフレアが起きています。 新しく現れたこの領域には、小さい黒点いくつも見られ、 どの程度の活動度を持っているのか注目して下さい。 太陽風は低速の風が続いていますが、 300km/秒に下がっていた速度は、 21日3時(世界時20日18時)頃から少し上がり、 350km/秒にやや戻しています。 磁場強度も7nTにやや強まっていて、 太陽風の弱い変化が到来している様です。 太陽風磁場の南北成分は、比較的南寄りで推移しています。 速度がかなり遅いため変化は小さいですが、 AE指数には多少の変動も見られています。 この中で、トロムソで世界時21日1時頃に見られたオーロラの活動を 全天カメラの動画で紹介します。 AE指数のグラフではとても小さな変化しか現れていませんが、 なかなかきれいなオーロラの輝きが撮影されています。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールはだいぶ西側に移動しています。 この領域の影響が到来するのであれば、 今日、明日くらいになりそうです。 一方、27日周期の図を見ると、前周期の太陽風に目立った変化はなく、 今回も同様に低速の太陽風が静かに続くかもしれません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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