宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
今日、C6.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/17 11:15 C3.1
06:15 C6.2
00:09 C2.8
1/16 --- ---
1/15 00:57 C3.3

黒点  1/17 (NOAA)
磁場 フレア
1948 2 α ---
1949 2 α ---
1950 2 α ---
1952 3 β ---
1953 7 β C1
1955 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 380 -0.5
-2 h 378 +0.0
-4 h 375 +0.7
-6 h 385 +1.7
-8 h 398 +0.4
-10 h 398 +0.4
-12 h 401 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
1/17 0.3 5x10^2
1/16 0.4 4x10^2
1/15 0.5 3x10^2
1/14 2.0 3x10^2
1/13 6.1 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/12 11:26 太陽風は400km/秒と平均的な速度で安定しています。
2014/ 1/13 09:32 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒台後半に上がっています。
2014/ 1/14 12:17 太陽風は900km/秒近い非常に高い速度になりました。現在も600km/秒台を保っています。
2014/ 1/15 11:29 太陽風は570km/秒と高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2014/ 1/16 10:03 高速風は終わり、太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 1/17 12:49 更新
太陽風は低速風になりつつあります。太陽の東端で小規模フレアが起きました。

担当 篠原

太陽風の速度は、430km/秒から380km/秒へもう一段低下して、
やや低速の風になっています。
磁場強度も2〜3nTと弱まった状態が続いています。

高速の太陽風は通り過ぎ、しばらく穏やかな状態が続きそうです。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
北半球の高緯度寄りにコロナホールが見えています。
これは27日前の前周期の太陽にもあったのですが、
その時は太陽風には影響は見られず、
27日周期の図の前周期のグラフは低速の太陽風が続いています。

今回も同様の変化をするのであれば、
これから10日程度穏やかな状態が続く可能性があります。


磁気圏も静かです。
AE指数はほとんど変化していません。

太陽風が穏やかになっているので、
磁気圏も基本的には穏やかに推移しそうです。


太陽の東端の領域で、
17日0時(世界時16日15時)にC2.8と、
17日6時半(世界時16日21時半)にC6.2の小規模フレアが発生しています。

GOES衛星のX線カメラによる動画を掲載します。
東端(左端)で明るい輝きが何度も起きています。

可視光写真では、東端近くに1955黒点群が見えていますが、
その向こう側で起きている様です。

GOES衛星のX線グラフの強度が少し高まっているのも、
この領域が太陽のこちら側に回ってきたためでしょう。
この後のフレア活動に注目して下さい。



GOES-15衛星のX線カメラによる太陽東端のフレア活動。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。