宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 1/17 12:49 更新 太陽風は低速風になりつつあります。太陽の東端で小規模フレアが起きました。 担当 篠原 太陽風の速度は、430km/秒から380km/秒へもう一段低下して、 やや低速の風になっています。 磁場強度も2〜3nTと弱まった状態が続いています。 高速の太陽風は通り過ぎ、しばらく穏やかな状態が続きそうです。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 北半球の高緯度寄りにコロナホールが見えています。 これは27日前の前周期の太陽にもあったのですが、 その時は太陽風には影響は見られず、 27日周期の図の前周期のグラフは低速の太陽風が続いています。 今回も同様の変化をするのであれば、 これから10日程度穏やかな状態が続く可能性があります。 磁気圏も静かです。 AE指数はほとんど変化していません。 太陽風が穏やかになっているので、 磁気圏も基本的には穏やかに推移しそうです。 太陽の東端の領域で、 17日0時(世界時16日15時)にC2.8と、 17日6時半(世界時16日21時半)にC6.2の小規模フレアが発生しています。 GOES衛星のX線カメラによる動画を掲載します。 東端(左端)で明るい輝きが何度も起きています。 可視光写真では、東端近くに1955黒点群が見えていますが、 その向こう側で起きている様です。 GOES衛星のX線グラフの強度が少し高まっているのも、 この領域が太陽のこちら側に回ってきたためでしょう。 この後のフレア活動に注目して下さい。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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