宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 1/18 10:21 更新 太陽の南東端でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨日に続き、太陽の南東端(左下)でフレアが活発に起きています。 17日18時(世界時17日9時)にC6.0、 17日23時(世界時17日14時)にC7.2、 18日1時(世界時17日16時)にC8.9、 18日4時(世界時17日19時)にC7.1と、 大きめのCクラスフレアを次々と起こしています。 X線のグラフは、変化でにぎやかになっています。 活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 太陽の端の領域で、激しい輝きが何度も起きています。 活動の全体が見えている様ではないので、 フレアの規模は本当はもう一段大きいのかもしれません。 太陽の可視光写真では、南東の端に新しい黒点が姿を現しています。 引き続き、この領域のフレアの活動に注目して下さい。 太陽風は、更に速度が下がって、 現在は340km/秒とすっかり低速の風になっています。 磁場強度は、3〜4nTとやや回復しています。 磁場の南北成分は、ACEの図の後半から 振れ幅は小さいですが南寄りに変わっています。 このため磁気圏の活動も、AE指数のグラフの後半から、 規模は小さいですが変化が見られるようになっています。 27日周期の図の前周期の変化を参考にすると、 太陽風は、低速の穏やかな風が続きそうです。 一方、SDO衛星AIA131の太陽コロナ写真では、 北半球の高緯度側にコロナホールがあり、 4日後くらいに影響がやって来るかもしれません。 今日は全国でセンター試験が行われていますが、 鹿児島高専も推薦入試の日です。 これから試験監督に行ってきます。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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