宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:01)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/19 04:24 C2.3
1/18 20:56 C6.0
19:33 C4.8
14:22 C1.5
12:11 C2.3
04:16 C7.1
01:03 C8.9
1/17 22:55 C7.2
18:15 C6.0
17:23 C2.2
12:58 C3.2
11:15 C3.1
06:15 C6.2
00:09 C2.8

黒点  1/19 (NOAA)
磁場 フレア
1949 3 α ---
1952 1 α ---
1953 3 β C3
1954 1 α ---
1955 3 α ---
1957 7 β ---
1958 1 α ---
1959 3 β C9
1960 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 319 +2.6
-2 h 322 +0.8
-4 h 322 -0.4
-6 h 327 +0.8
-8 h 304 +0.2
-10 h 309 -0.7
-12 h 310 -0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
1/19 0.3 9x10^2
1/18 0.4 5x10^2
1/17 0.3 5x10^2
1/16 0.4 4x10^2
1/15 0.5 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/14 12:17 太陽風は900km/秒近い非常に高い速度になりました。現在も600km/秒台を保っています。
2014/ 1/15 11:29 太陽風は570km/秒と高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2014/ 1/16 10:03 高速風は終わり、太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も穏やかです。
2014/ 1/17 12:49 太陽風は低速風になりつつあります。太陽の東端で小規模フレアが起きました。
2014/ 1/18 10:21 太陽の南東端でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2014/ 1/19 11:01 更新
Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

昨日のフレアを起こした黒点群が太陽の東端から現れ、
1959群、1960群と番号が付けられました。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。

活発にフレアを起こしているのは1959群で、
昨日のニュース以降も、C2.3、C4.8、C6.0、C2.3
などの小規模フレアを起こしています。

X線グラフの変化としては、
昨日と比べるとやや弱まっている印象ですが、
引き続き活動に注目して下さい。


太陽風は、速度が320km/秒に下がり、
更に遅くなっています。
磁場強度も、3nTから4nT程度とやや弱い値です。

ACEのデータでは、
今朝、19日4時(世界時18日19時)に、小さい変動が見られますが、
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界が到来したようです。
27日周期の図を見ると、
グラフは「T」(地球から太陽向き)から、「A」(太陽から地球向き)に
切り替わっています。

この切り替わりによって特に影響を受けるということはなく、
その後も穏やかな低速の太陽風が続いています。


磁気圏も静穏で、
AE指数は全く変化していません。




SDO衛星による、太陽の東端に現れた黒点群たち。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。