宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 1/19 11:01 更新 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 昨日のフレアを起こした黒点群が太陽の東端から現れ、 1959群、1960群と番号が付けられました。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 活発にフレアを起こしているのは1959群で、 昨日のニュース以降も、C2.3、C4.8、C6.0、C2.3 などの小規模フレアを起こしています。 X線グラフの変化としては、 昨日と比べるとやや弱まっている印象ですが、 引き続き活動に注目して下さい。 太陽風は、速度が320km/秒に下がり、 更に遅くなっています。 磁場強度も、3nTから4nT程度とやや弱い値です。 ACEのデータでは、 今朝、19日4時(世界時18日19時)に、小さい変動が見られますが、 太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、 セクター境界が到来したようです。 27日周期の図を見ると、 グラフは「T」(地球から太陽向き)から、「A」(太陽から地球向き)に 切り替わっています。 この切り替わりによって特に影響を受けるということはなく、 その後も穏やかな低速の太陽風が続いています。 磁気圏も静穏で、 AE指数は全く変化していません。 SDO衛星による、太陽の東端に現れた黒点群たち。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |