宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:49)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/20 11:09 C3.4
1/19 15:49 C2.7
04:24 C2.3
1/18 20:56 C6.0
19:33 C4.8
14:22 C1.5
12:11 C2.3
04:16 C7.1
01:03 C8.9

黒点  1/20 (NOAA)
磁場 フレア
1949 2 α ---
1952 2 α ---
1955 2 α ---
1957 9 β ---
1958 1 α ---
1959 4 β C9
1960 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 294 +1.3
-2 h 281 -0.4
-4 h 281 +1.2
-6 h 275 +0.4
-8 h 281 +0.5
-10 h 283 +0.1
-12 h 286 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -7 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
1/20 0.4 4x10^2
1/19 0.3 9x10^2
1/18 0.4 5x10^2
1/17 0.3 5x10^2
1/16 0.4 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/15 11:29 太陽風は570km/秒と高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2014/ 1/16 10:03 高速風は終わり、太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も穏やかです。
2014/ 1/17 12:49 太陽風は低速風になりつつあります。太陽の東端で小規模フレアが起きました。
2014/ 1/18 10:21 太陽の南東端でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2014/ 1/19 11:01 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 1/20 11:49 更新
フレアの発生は少なくなっています。太陽風の速度は280km/秒まで下がりました。

担当 篠原

太陽のフレアの発生は少なくなっています。
南東部の1959黒点群は、
昨日の午後、19日16時(世界時19日7時)にC2.7と、
つい先ほど、20日11時(世界時20日2時)にC3.4を起こした程度で、
やや落ち着いています。

一方、太陽面は、南半球側に2つ新しい黒点群が出現して、
黒点群の数としてはだいぶにぎわっています。

東端の1960群の向こう側からも、
また新しい黒点が現れそうで、これらの活動にも注目して下さい。


太陽風は、昨日のニュース以降さらに速度が低下して、
今日未明には280km/秒まで下がりました。
現在は少し戻して300km/秒ですが、
太陽風のとても遅い状態は続いています。

磁場強度も、2〜3nTと弱い状態です。
太陽風はとても穏やかです。

磁気圏の活動も静かで、AE指数は全く変化していません。


SDO衛星AIA193では、北半球側のコロナホールが
太陽の自転によって西側へ動いています。

明日か明後日くらいに、
この領域からの影響が及ぶかもしれません。
それがなければ、低速の穏やかな太陽風がしばらく続くでしょう。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。