宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:32)
昨日、C6.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線がやや強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/13 --- ---
1/12 10:51 C3.9
08:50 C6.1
1/11 21:59 C6.5
19:18 C2.1
17:30 C4.4

黒点  1/12 (NOAA)
磁場 フレア
1944 37 βγδ C7
1946 15 βγ C1
1948 1 α ---
1949 3 α ---
1950 5 β C2
1951 2 β ---
1952 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 684 -1.3
-2 h 664 -1.2
-4 h 699 -0.4
-6 h 632 +2.5
-8 h 597 +3.0
-10 h 524 +1.3
-12 h 486 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -20 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 3.7 2x10^2
1/13 6.1 2x10^2
1/12 12.2 3x10^2
1/11 56.1 4x10^2
1/10 244.0 1x10^3
1/ 9 1030.0 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/ 8 12:49 X1.2の大規模フレアが発生しました。CMEも噴出し、太陽風の乱れが到来しそうです。
2014/ 1/ 9 13:12 フレアは特に活発ではありません。Xフレアによる太陽風の擾乱が近づいています。
2014/ 1/10 13:00 太陽のフレアの発生は減っています。太陽風の乱れはまだ到来していません。
2014/ 1/11 12:10 太陽風は平均的な状態が続いています。コロナホールの影響が始まりそうです。
2014/ 1/12 11:26 太陽風は400km/秒と平均的な速度で安定しています。
最新のニュース

2014/ 1/13 09:32 更新
高速太陽風が到来し、速度は600km/秒台後半に上がっています。

担当 篠原

27日前の前周期と比べると、2日程遅れて、
高速の太陽風が到来しました。

昨日のニュースの後、
太陽風の速度はゆっくりと上がって、
12日15時(世界時12日6時)に500km/秒に達しました。
そのまま半日近く安定していましたが、
13日に入った頃に再び上昇し、
現在は、680km/秒とかなり高い速度に上がっています。

太陽風の磁場強度は、
8nTにやや強まったまま安定しています。
速度が上がってもまだ目立った低下をしていません。
このため、速度はもう少し上がるかもしれません。


太陽風磁場の南北成分は、
弱い南向きか、北向きで推移していました。
このため、磁気圏の活動度は高まったものの、
AE指数で300nTから500nTと
小規模の変化に留まっています。

ACE衛星の後半では、
やや南寄りに振れる様になっています。
この後、磁気圏の活動もより活発化するかもしれません。


前周期の高速風は2日程続きました。
今回は速度の高まりが大きいので、
もう少し続くかもしれません。


太陽は、目立ったフレアの発生もなく、
穏やかです。

肉眼黒点としてにぎわせてくれた1944黒点群も、
いよいよ西の端に没しようとしています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。