宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 1/12 11:26 更新 太陽風は400km/秒と平均的な速度で安定しています。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒と平均的な速度で安定しています。 今日未明の、11日3時(世界時10日18時)に、 磁場強度が5nTから9nTへやや高まりましたが、 速度に変化は見られず、太陽風は穏やかです。 磁場強度は、現在も8nTにやや強まった状態です。 SDO衛星では、コロナホールがだいぶ西側に移動しています。 この後、太陽風の速度が上がる変化が起きるのではないかと思います。 (ACEのデータは上がり始めているようにも見えます) 磁気圏は概ね静穏です。 AE指数は、500nTの変化が一度発生しています。 太陽風磁場が強まった直後に、 南北成分が-8nTと南向きに振れた変化に関係している様です。 その後は、磁場は北向きに振れる様になったため、 現在にかけて、磁気圏の活動は静かになっています。 太陽では、西に傾いてきた1944黒点群が、 昨夜、10日22時(世界時10日13時)にC6.5、 今朝、11日9時(世界時11日0時)にC6.1と、 大きめの小規模フレアを2回起こしている様です。 1944群はこの他にもC1〜4のフレアを4回ほど起こしています。 最盛期に比べると黒点はたいぶ小さくなっていますが、 昨日くらいから、多少拡大する様な変化も見えていて、 活動度が少し上がったのかもしれません。 太陽ではこの他に、1950黒点群で、 C1の小さいフレアが2回起きています。 ちょうど今、C3.9のフレアが発生しました。 GOES衛星の写真によると、1944群の様です。 この黒点群の活動には、今後も注目して下さい。 太陽放射線(非常に高速の陽子)は、更に低下して、 10を切るところまで下がっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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