宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 1/10 13:00 更新 太陽のフレアの発生は減っています。太陽風の乱れはまだ到来していません。 担当 篠原 太陽のフレア活動は静かになり、 昨日のニュース以降は、 C1の小さいフレアが1回記録されているだけです。 GOES衛星のX線グラフは、変化がなくなっています。 1944黒点群は依然大きな姿を保っていて、 今日も肉眼で見つけることができましたが、 拡大写真で比べると、次第に小さくなっているようです。 黒点の位置も西に傾き、少しずつ見にくくなっています。 日食メガネで挑戦できるのも、もう2日くらいかもしれません。 太陽風は、今朝、10日4時半(世界時9日19時半)に、 小さい乱れが到来して、 速度は、一時的に500km/秒近くに上がり、 磁場強度は15nTに強まりました。 タイミングとしては、X1フレアのちょうど2日後ですが、 速度の変化が小さいことから、 このフレアによる乱れではないだろうと思います。 そう考えた場合、 現在、フレアの発生から2日半を経過していることになりますが、 時間が遅れるほど、到来する擾乱の規模は小さくなります。 現在の太陽風は、 速度は400km/秒と平均的な値に下がりましたが、 磁場強度は8nTとやや強い値が残っています。 磁気圏では、AE指数で400〜500nTの小規模の変化が 頻繁に起きています。 変化の後半の山にあたる、 世界時9日20時頃のトロムソの全天カメラの動画を掲載します。 タイミングとしては、太陽風の小さい乱れの到来時刻と近く、 直接関係しているかもしれません。 今後、太陽風の乱れが到来した場合、 磁場強度が強まって、南向きに大きく振れると、 活発なオーロラの活動が期待できます。 太陽放射線は、昨日のニュース以降は低下が始まり、 現在は100に下がっています。 この後も低下が続くでしょう。 SDO衛星の可視光写真による、1944黒点群。 (c) SDO (NASA) ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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