宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/ 1/11 12:10 更新 太陽風は平均的な状態が続いています。コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒で安定しています。 磁場強度も5nTに下がり、 太陽風は速度、磁場強度ともに平均的な状態です。 CMEによる太陽風の変動については、その後も特に見られず、 昨日の小さな変化が対応する現象だったのかもしれません。 しかし、2日と比較的短時間で地球へ到来したにしては、 太陽風の変化は小さく、よく分からないところです。 磁気圏は概ね静穏です。 AE指数は、400nTくらいの小さい変化がひとつ起きた程度です。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールが西側にだいぶ進んでいます。 そろそろこの領域の影響で、 高速の太陽風が始まりそうです。 27日周期の図の上段、12月14〜16日の高速風の回帰です。 コロナホールの位置の関係で、今回の到来は少し遅れそうです。 太陽のフレア活動は、静かになっています。 1950、1944、1946黒点群で、 C1の小さいフレアがそれぞれ1回起きただけです。 太陽放射線も低下が続いています。 もうすぐ警戒レベルの10を割りそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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