宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:15)
今日、C5.6の小規模フレアが発生しました。
また、M3.1の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/31 11:19 C5.6
01:21 C2.4
00:00 C2.3
12/30 07:25 C4.6
04:25 C5.4
01:23 C1.9
12/29 23:40 C5.1
17:53 C3.8
16:49 M3.1
14:46 C3.1
08:48 C2.2
02:53 C9.3

黒点 12/31 (NOAA)
磁場 フレア
1931 1 α ---
1934 9 βγδ ---
1936 28 βγδ M3
1937 3 β ---
1938 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 404 -1.0
-2 h 415 -1.0
-4 h 372 -2.4
-6 h 384 -1.0
-8 h 363 +1.1
-10 h 348 -0.1
-12 h 326 -4.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^0
12/31 1.0 1x10^1
12/30 4.8 2x10^1
12/29 29.3 6x10^1
12/28 1.9 1x10^1
12/27 2.7 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/26 12:39 太陽風磁場の南向きが長時間続き、磁気圏の活動度を高めました。
2013/12/27 12:11 太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風はとても低速で、磁気圏も概ね静穏です。
2013/12/28 13:16 Cクラスのフレアは続いています。太陽風は300km/秒と低速です。
2013/12/29 13:20 太陽でC9のフレアが発生しました。太陽風は低速の風が続いています。
2013/12/30 13:11 M3の中規模フレアが発生しました。1936黒点群の活動は続いています。
最新のニュース

2013/12/31 12:15 更新
1936群はCクラスフレアを起こしています。太陽風は穏やかですが、オーロラの活動も起きています。

担当 篠原

1936黒点群の活動は一休みとなったのか、
昨日のニュース以降、フレアの発生は止まりましたが、
31日に入ってようやくC2.3、C2.4、C1.7と、
小さい小規模フレアを起こしました。

そして、先ほど、31日11時半(世界時31日2時半)に、
C5.6と少し大きめのCクラスフレアを起こしました。

1936群の黒点は、昨日よりも大きくなっています。
引き続き活動に注目して下さい。

太陽では、東端の南北それぞれから、
新しい黒点が顔を出しています。
大きいものではない様ですが、どのような領域でしょうか。


太陽風は、350km/秒から400km/秒に速度が少し上がり、
低速から平均的な状態に変わっています。

磁場強度は、5〜6nTで安定しています。
南北成分は、南寄りに振れる時間が長く、
磁気圏では弱い活動を起こしているようです。
AE指数のグラフは、200nTと小さい変化ですが、
比較的長い時間にわたって続いています。

AE指数のグラフの最後の山の頃にあたりますが、
世界時30日18〜19時に、
ノルウェー・スバールバル島で撮影されたオーロラを紹介します。
薄雲がかかっている様ですが、
オーロラがゆったりと動く様子を見ることができます。

太陽風磁場の南寄りの傾向がこのまま続けば、
これから新年にかけてある程度のオーロラ活動を
見ることができるかもしれません。


SDO衛星AIA193では、
コロナホールが太陽の中心に来ています。
コロナホールから速度の高い太陽風が
地球に向かって吹き出しているところです。
3日後は高速太陽風の最中かもしれません。



とうとう2013年も残り12時間を切りました。
宇宙天気は穏やかに新年を迎えそうです。
今年も一年間どうもありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎え下さい。




ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenの全天カメラで撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。