宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/31 12:15 更新 1936群はCクラスフレアを起こしています。太陽風は穏やかですが、オーロラの活動も起きています。 担当 篠原 1936黒点群の活動は一休みとなったのか、 昨日のニュース以降、フレアの発生は止まりましたが、 31日に入ってようやくC2.3、C2.4、C1.7と、 小さい小規模フレアを起こしました。 そして、先ほど、31日11時半(世界時31日2時半)に、 C5.6と少し大きめのCクラスフレアを起こしました。 1936群の黒点は、昨日よりも大きくなっています。 引き続き活動に注目して下さい。 太陽では、東端の南北それぞれから、 新しい黒点が顔を出しています。 大きいものではない様ですが、どのような領域でしょうか。 太陽風は、350km/秒から400km/秒に速度が少し上がり、 低速から平均的な状態に変わっています。 磁場強度は、5〜6nTで安定しています。 南北成分は、南寄りに振れる時間が長く、 磁気圏では弱い活動を起こしているようです。 AE指数のグラフは、200nTと小さい変化ですが、 比較的長い時間にわたって続いています。 AE指数のグラフの最後の山の頃にあたりますが、 世界時30日18〜19時に、 ノルウェー・スバールバル島で撮影されたオーロラを紹介します。 薄雲がかかっている様ですが、 オーロラがゆったりと動く様子を見ることができます。 太陽風磁場の南寄りの傾向がこのまま続けば、 これから新年にかけてある程度のオーロラ活動を 見ることができるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが太陽の中心に来ています。 コロナホールから速度の高い太陽風が 地球に向かって吹き出しているところです。 3日後は高速太陽風の最中かもしれません。 とうとう2013年も残り12時間を切りました。 宇宙天気は穏やかに新年を迎えそうです。 今年も一年間どうもありがとうございました。 どうぞよいお年をお迎え下さい。 ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenの全天カメラで撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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