宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:39)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/26 01:28 C1.7
12/25 15:35 C4.7
12/24 04:54 C2.3
04:14 C2.9
02:17 C8.4
00:43 C5.3

黒点 12/26 (NOAA)
磁場 フレア
1930 4 β ---
1931 5 α ---
1934 14 βγ C1
1935 1 α ---
1936 7 βγ C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 272 -1.7
-2 h 267 -1.1
-4 h 278 +2.1
-6 h 272 +1.5
-8 h 283 +1.3
-10 h 275 +1.5
-12 h 281 -7.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -21 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -30 -/ -
-10 h -40 -/ -
-12 h -31 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^0
12/26 0.4 1x10^1
12/25 0.3 7x10^1
12/24 0.3 7x10^1
12/23 0.3 9x10^1
12/22 0.3 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/12/21 09:00 太陽のフレア活動がやや活発になっています。太陽風は穏やかです。
2013/12/22 09:00 Cクラスフレアの発生が続いています。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2013/12/23 11:00 太陽でMクラスの中規模フレアが続いています。
2013/12/24 11:30 フレアの発生は少し弱まっています。太陽風は300km/秒と低速です。
2013/12/25 12:44 太陽は穏やかになってきました。太陽風は低速ですが、弱い変化が来ています。
最新のニュース

2013/12/26 12:39 更新
太陽風磁場の南向きが長時間続き、磁気圏の活動度を高めました。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風の磁場強度は更に高まり、
25日14時(世界時25日5時)に、13nTに達しました。
そのまま、半日後の26日2時(世界時25日17時)頃まで、
10nTを超えた状態が続きました。

磁場の強まりとともに南北成分が南向きに大きく振れ、
半日にわたって、-5nTから-10nTの間をゆっくりと変化しました。

太陽風速度は、330〜280km/秒とかなり遅かったのですが、
磁場の強い南向きの影響で、磁気圏の活動度も高まっています。
AE指数のグラフでは、
500nTと規模は特に大きくはありませんが、
半日ほど、高まった状態が続いています。

この時間帯に、カナダやアラスカのライブカメラでは、
オーロラの活動を見ることができました。
ノルウェーは時間帯と天候の関係で、条件が悪かったのですが、
AE指数の変化が終わりつつある、
世界時25日19時頃の全天カメラの様子を紹介します。
静かな活動ですが、現地のクリスマスの夜のオーロラです。


現在の太陽風は、磁場強度は3nTとむしろ弱まり、
速度も270km/秒とかなり遅くなっています。
このまま穏やかな風がしばらく続きそうです。


太陽は、西に沈んでいった1928黒点群で
C4.7やC1のフレアが4回発生し、
中央部の1931、東側の1936群などでも、
C1のフレアが4回発生しています。

変化は頻繁に起きているのですが、
規模は小さくなっています。




ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、12月25日のオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。