宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/12/28 13:16 更新 Cクラスのフレアは続いています。太陽風は300km/秒と低速です。 担当 篠原 太陽は、西寄りの1934黒点群で Cクラスのフレアが発生するようになり、 東寄りの1936黒点群とともに小規模の活動が続いています。 昨日のニュース以降は、C4.4を最大として、 C1以上のフレアが7回発生しています。 東端からは1938黒点群が新しく現れています。 この領域でも小さいフレアの活動は起きている様です。 太陽風は、300km/秒と昨日より少し速度が上がっていますが、 かなり遅い状態が続いています。 速度と一緒に、磁場強度も8nTくらいに強まりましたが、 今日の未明から2nTくらいに低下していました。 現在は5nTと平均的な値に戻りつつあります。 磁気圏は概ね静穏で、AE指数には全く変化がありません。 しかし、このデータで全ての活動が分かる訳ではなく、 ノルウェー・スバールバル島の全天カメラでは、 世界時27日21時前後に オーロラのきれいな活動が撮影されていました。 動画を掲載します。 そろそろ今年最後のオーロラ動画になるかもしれません。 SDO衛星AIA193では、 太陽東側の赤道に伸びるコロナホールが、 次第に太陽の中心線に近づいています。 この領域の影響が見られるまで、太陽風は穏やかに推移しそうです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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